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「比類」の意味と使い方や例文!「比類なき」とは?(類義語)

【二字熟語】
比類

【読み方】
ひるい

【意味】
それとくらべられるもの。同じたぐいのもの。

【語源・由来】
「比」は「同列に並んだ仲間。たぐい。」
「類」は「似ている。似たもの。」

【類義語】
比較

比類(ひるい)の使い方

健太
これは比類ない作品だね。
ともこ
最高傑作ね。
健太
この作品と同じ時代に生まれたことを神に感謝するよ。
ともこ
素晴らしい作品の誕生の瞬間に立ち会えたわね。

比類(ひるい)の例文

  1. これは比類なき宝だ。
  2. 比類なき壁画の傑作だ。
  3. 世界に比類がない。
  4. ともこちゃんの筆跡は比類なくすばらしい。
  5. 人類史上比類ない犯罪だ。

「比類なき」とは?

比類」は、主に、「比類なき」のように、否定的な意味を表す語を伴って、比べるものが無いほど程度がはなはだしいことを表します。

【例文】
・ともこちゃんのピアノの音色は比類なき美しさだ。
・それは比類なき功績といえる。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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