【二字熟語】
騒動
【読み方】
そうどう
【意味】
①多人数が騒ぎたてて秩序が乱れること。また、そのような事件や事態。
②もめごと。争い。
【語源・由来】
「騒」は「さわぐ。さわがしい。」
「動」は「世の中の秩序を乱す。」
【類義語】
暴動、騒乱
騒動(そうどう)の使い方
何十年かに一回、紙騒動が起きるよね。
トイレットペーパーが売り切れて店頭から消えるやつね。
原油製品は買い占め騒動が起きやすいね。
原油産出国じゃないからね。
騒動(そうどう)の例文
- 室町時代、先妻が後妻をねたんで襲う、騒動打という習俗があった。
- 発端は小さなアクシデントだったのに、なぜか、上を下への大騒動になってしまいました。
- SNSでの発言が、大きな騒動に発展しました。
- 健太くんのついたウソがばれて大騒動になったようです。
- 米の価格が急騰して米騒動が起こったように、値上げを許容していない国民が立ちあがる日は近い。
「お家騒動」とは?
「騒動」を用いた表現の一つに「お家騒動(おいえそうどう)」があります。
「お家騒動」とは、
①江戸時代、大名などの家中で、家督相続や権力争いなどから起こった紛争。加賀・伊達 (だて) ・黒田・鍋島 (なべしま) 藩などのものが有名。
②会社・団体などの内輪もめ。内紛。
という意味です。
【例文】
- 創業家内の度重なるお家騒動は、業績回復のさらなる重しになりかねない。
- お家騒動が起きて、その家は改易になった。
- 現社長と、父、兄、弟の間でお家騒動が起きて収まる気配がない。