【二字熟語】
無用
【読み方】
むよう
【意味】
①役に立たないこと。
②してはならないこと。
③用事が無いこと。
【語源・由来】
用事が無いの意。
【類義語】
無駄、無益、不要
【対義語】
必需、有用
無用(むよう)の使い方
健太くんは入らないの?
無用の者はここに入るべからずって書いてあるんだ。
健太くんは私の付き添いだから用事があるでしょう?
そうか。付き添うともこちゃんがこの部屋に用事があるなら大丈夫か。
無用(むよう)の例文
- 文芸なんて、柔弱男女のもて遊びもので、国家の存廃には何の関係も無いように見えながら、しかし、これが的確に国の力をあらわしているのですからね。無用の用、とでも言うのでしょうか、馬鹿にならんものですよ。(太宰治、惜別)
- 好きなだけ食べればいい。遠慮は無用だ。
- 荷物には、天地無用というシールが貼られていました。
- 心配ご無用。僕が来たからには大丈夫。
- 暗殺を計画したものは、問答無用で死罪だ。
「無用の長物」とは?
「無用」を用いた表現の一つに「無用の長物(むようのちょうぶつ)」があります。
「無用の長物」とは、「あっても邪魔になるもの。あって益のないもの。」をいいます。
【例文】
- どんな高級車でも、免許のない私には無用の長物だ。
- おしゃれだと思いサンルームを作ったが、灼熱地獄なだけで無用の長物だった。
- 多機能のスマホは、通話しかしない私には無用の長物だ。