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「無用」の意味と使い方や例文!「無用の長物」とは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
無用

【読み方】
むよう

【意味】
①役に立たないこと。
②してはならないこと。
③用事が無いこと。

【語源・由来】
用事が無いの意。

【類義語】
無駄、無益、不要

【対義語】
必需、有用

無用(むよう)の使い方

ともこ
健太くんは入らないの?
健太
無用の者はここに入るべからずって書いてあるんだ。
ともこ
健太くんは私の付き添いだから用事があるでしょう?
健太
そうか。付き添うともこちゃんがこの部屋に用事があるなら大丈夫か。

無用(むよう)の例文

  1. 文芸なんて、柔弱男女のもて遊びもので、国家の存廃には何の関係も無いように見えながら、しかし、これが的確に国の力をあらわしているのですからね。無用の用、とでも言うのでしょうか、馬鹿にならんものですよ。(太宰治、惜別)
  2. 好きなだけ食べればいい。遠慮は無用だ。
  3. 荷物には、天地無用というシールが貼られていました。
  4. 心配ご無用。僕が来たからには大丈夫。
  5. 暗殺を計画したものは、問答無用で死罪だ。

「無用の長物」とは?

無用」を用いた表現の一つに「無用の長物(むようのちょうぶつ)」があります。

無用の長物」とは、「あっても邪魔になるもの。あって益のないもの。」をいいます。

【例文】

  1. どんな高級車でも、免許のない私には無用の長物だ。
  2. おしゃれだと思いサンルームを作ったが、灼熱地獄なだけで無用の長物だった。
  3. 多機能のスマホは、通話しかしない私には無用の長物だ。
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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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