【二字熟語】
配意
【読み方】
はいい
【意味】
心をくばること。心くばり。配慮。心配。
【語源・由来】
「配」は「注意を行き届かせる。」
「意」は「心の中の思い。気持ち。考え。」
【類義語】
配慮、考慮、気配り
配意(はいい)の使い方
健太くんのクラスに転校生が来るから、自然になじむことができるよう配意してあげてね。
了解。
仲間に入るよう無理強いしちゃだめよ。
任せといてよ。
配意(はいい)の例文
- ともこちゃんの気持ちに十分配意する。
- 人権上の配意を欠いた。
- 新体制に配意した人事だった。
- 遺族の心情に配意した適切な対応をとる。
- 一層の配意が求められる。
「配意」と「配慮」「留意」の違いは?
「配意」に似ている語に「配慮(はいりょ)」「留意(りゅうい)」があります。
「配意」と「配慮」の違いは?
「配慮」は、「心をくばること。心づかい。」という意味です。
「配意」も「配慮」も、相手に心をくばることをいいます。
しかし、「配意」に心配という意味がある点が違います。
「配意」と「留意」の違いは?
「留意」は、「ある物事に心をとどめて、気をつけること。」という意味です。
「配意」は、心をくばることをいいます。
対して「留意」は、「服装に留意する」のように、心に留めて注意することをいうので意味が違います。