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「平和」の意味と使い方や例文!「和平」「幸せ」との違いは?(類義語・対義語)

【二字熟語】
平和

【読み方】
へいわ

【意味】
①戦争や紛争がなく、世の中がおだやかな状態にあること。また、そのさま。
②心配やもめごとがなく、おだやかなこと。また、そのさま。

【語源・由来】
「平」は「特に変わった様子がなく、おだやかである。」
「和」は「争いごとがなく穏やかにまとまる。」

【類義語】
太平、ピース

【対義語】
戦争、争い、剣呑、危機

平和(へいわ)の使い方

健太
ようやくこの国に平和が訪れたね。
ともこ
独裁政権がやっと倒れてくれたわね。
健太
長かったなあ。
ともこ
生きている間に平和な時間は戻ってこないとあきらめていたわよ。

平和(へいわ)の例文

  1. 平和な家庭を築く。
  2. 世界平和を願う。
  3. 平和な時代に生まれてよかった。
  4. 平和であることは幸せなことだと感じる。
  5. 200年間平和が続いた。

「平和」と「和平」「幸せ」の違いは?

平和」に似ている語に「和平(わへい)」「幸せ(しあわせ)」があります。

「平和」と「和平」の違いは?

和平」は、
①人や国が争いをやめて仲直りし、平和になること。
②世の中や気候などが穏やかであること。また、そのさま。

という意味です。

和平」は、戦争状態をなくし、「平和」な状態にすることをいいます。

平和」は穏やかな状態のこと。「和平」は、穏やかな状態にすることをいいます。

「平和」と「幸せ」の違いは?

幸せ」は、動詞「しあ(為合)わす」の連用形から。
①運がよいこと。また、そのさま。幸福。幸運。
②その人にとって望ましいこと。不満がないこと。また、そのさま。幸福。幸い。
③めぐり合わせ。運命。
④運がよくなること。うまい具合にいくこと。
⑤物事のやり方。また、事の次第。

という意味です。

平和」は、穏やかな状態をいいます。

対して「幸せ」は、満足な状態、運がよいことをいうので意味が違います。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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