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「渋面」の意味と使い方や例文!「渋面を作る」とは?(類義語)

【二字熟語】
渋面

【読み方】
じゅうめん

【意味】
しぶい表情。不愉快そうなにがにがしい顔つき。しかめっつら。

【語源・由来】
渋い顔つきの意。

【類義語】
しかめっ面

渋面(じゅうめん)の使い方

ともこ
健太くん。昨日のテストをお母さんに見せたの?
健太
渋面を作っていたよ。
ともこ
鬼のような顔じゃなくて良かったじゃないの。
健太
しわが増えたら僕のせいだから、将来出世したらエステ代を払うよう約束させられたよ。

渋面(じゅうめん)の例文

  1. 彼は、苦虫を嚙み潰したような渋面をした。
  2. 彼は私が参加しているのを見て渋面を作った。
  3. 私の質問に渋面で答えるとは感じが悪い。
  4. 会社にかえると、渋面を作った課長が腕組をして僕を待っていた。
  5. 心の中で渋面を作ったが、にこやかな表情は保った。

「渋面を作る」とは?

渋面」は、「渋面を作る」という表現で使われることがあります。

渋面を作る」の「作る」とは、ここでは「意図的に工夫して、形・状態を現出する。わざとそのようなようすをする。」という意味です。

渋面を作る」とは、「不機嫌そうなにがにがしげな顔つきをする。しぶい顔をする。」という意味です。

【例文】
・この場で笑ってはいけないと思い、必死に渋面を作った。
・健太くんが渋面を作っているから、結果は駄目だったのかと思ってしまった。
・この知らせを聞いたら、彼らは一様に渋面を作るだろう。

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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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