【二字熟語】
渋面
【読み方】
じゅうめん
【意味】
しぶい表情。不愉快そうなにがにがしい顔つき。しかめっつら。
【語源・由来】
渋い顔つきの意。
【類義語】
しかめっ面
渋面(じゅうめん)の使い方
健太くん。昨日のテストをお母さんに見せたの?
渋面を作っていたよ。
鬼のような顔じゃなくて良かったじゃないの。
しわが増えたら僕のせいだから、将来出世したらエステ代を払うよう約束させられたよ。
渋面(じゅうめん)の例文
- 彼は、苦虫を嚙み潰したような渋面をした。
- 彼は私が参加しているのを見て渋面を作った。
- 私の質問に渋面で答えるとは感じが悪い。
- 会社にかえると、渋面を作った課長が腕組をして僕を待っていた。
- 心の中で渋面を作ったが、にこやかな表情は保った。
「渋面を作る」とは?
「渋面」は、「渋面を作る」という表現で使われることがあります。
「渋面を作る」の「作る」とは、ここでは「意図的に工夫して、形・状態を現出する。わざとそのようなようすをする。」という意味です。
「渋面を作る」とは、「不機嫌そうなにがにがしげな顔つきをする。しぶい顔をする。」という意味です。
【例文】
・この場で笑ってはいけないと思い、必死に渋面を作った。
・健太くんが渋面を作っているから、結果は駄目だったのかと思ってしまった。
・この知らせを聞いたら、彼らは一様に渋面を作るだろう。