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心に響く二字熟語100 【一覧】

「さ行」の心に響く二字熟語

颯爽(さっそう)

人の姿や態度・行動がきりっとして、見る人にさわやかな印象を与えるさま。


慈愛(じあい)

いつくしみ愛すること。


実現(じつげん)

計画・期待などが現実のものになること。また、現実のものとすること。


実践(じっせん)

①主義・理論などを実際に自分で行うこと。
②哲学で、
㋐人間の倫理的行為。アリストテレスの用法で、カントなどもこの意味で用いる。
㋑人間が外界についてもっている自らの知識に基づき、これに働きかけて変革していく行為。マルクスとエンゲルスによって明らかにされた意味。


寂滅(じゃくめつ)

①仏語。煩悩 (ぼんのう) の境地を離れ、悟りの境地に入ること。涅槃。
②消滅すること。死ぬこと。


自由(じゆう)

①自分の意のままに振る舞うことができること。また、そのさま。
②勝手気ままなこと。わがまま。
③哲学で、消極的には他から強制・拘束・妨害などを受けないことをいい、積極的には自主的、主体的に自己自身の本性に従うことをいう。つまり、「…からの自由」と「…への自由」をさす。
④法律の範囲内で許容される随意の行為。


成就(じょうじゅ)

物事を成し遂げること。また、願いなどがかなうこと。


初心(しょしん)

①最初に思い立ったときの純真な気持ち。初志。
②物事の習い始めであること。また、そのさま。初学。
③物事に慣れていないこと。世慣れていないこと。また、そのさま。うぶ。
④仏教で、初めて悟りを求める心を発すること。また、その人。


仁義(じんぎ)

①仁と義。儒教道徳の根本理念。
②道徳上守るべき筋道。
③他人に対して欠かせない礼儀上の務め。義理。
④「辞宜 (じんぎ) 」からか。ばくち打ち・香具師 (やし) などの仲間の道徳・おきて。また、その仲間内で行われる初対面のあいさつ。


真摯(しんし)

まじめでひたむきなさま。


真実(しんじつ)

①うそ偽りのないこと。本当のこと。また、そのさま。まこと。
②仏語。絶対の真理。真如。
③本当に。確かに。


信念(しんねん)

①正しいと信じる自分の考え。
②宗教を信じる気持ち。信仰心。


信頼(しんらい)

信じて頼りにすること。頼りになると信じること。また、その気持ち。


崇高(すうこう)

けだかく偉大なこと。普通の程度をはるかに超えて驚異・畏敬・偉大・悲壮などの感を与える様。


誠意(せいい)

私利・私欲を離れて、正直に熱心に事にあたる心。まごころ。


清新(せいしん)

新鮮でいきいきしていること。また、そのさま。


前進(ぜんしん)

①前へ進むこと。
②物事がよいほうへ動くこと。


善美(ぜんび)

物事がよく、しかも美しいこと。りっぱで美しいこと。また、そのさま。


全力(ぜんりょく)

もっている限りの力。ありったけの力。


蒼穹(そうきゅう)

あおぞら。蒼空。蒼天。


壮挙(そうきょ)

壮大で意欲的な計画。また、その実現。


奏功(そうこう)

功を奏すること。事の成就すること。


荘厳(そうごん)

重々しくおごそかなこと。おごそかでりっぱなこと。また、そのさま。


壮大(そうだい)

規模が大きくてりっぱなこと。また、そのさま。


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北澤篤史サイト運営者
1984年、大阪府生まれ。 著書 『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』(講談社、2024) ことわざ学会所属。ことわざ研究発表『WEB上でのことわざ探求:人々が何を知りたいのか』(ことわざ学会フォーラム、2023)



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