メンヘラを表す二字熟語を、五十音順に掲載しました。
当サイトに収録した二字熟語の逆引きは、「逆引き検索一覧」をご覧ください。
※当サイトから、講談社より『マンガでわかる 漢字熟語の使い分け図鑑』を出版しました。同音意義語など、使い分けがややこしい漢字熟語を厳選し、わかりやすくコンパクトにまとめました。
「あ行」のメンヘラを表す二字熟語
暗澹(あんたん)
①薄暗くはっきりしないさま。暗く陰気なさま。
②将来の見通しが立たず、全く希望がもてないさま。
遺恨(いこん)
いつまでも恨みを残すこと。また、その恨み。忘れがたい恨み。
依存(いぞん)
他のものによりかかり、それによって成り立つこと。
陰鬱(いんうつ)
暗く沈んで晴れ晴れしないさま。うっとうしいさま。
陰気(いんき)
①万物生成の根本となる二気の一。陰の気。
②気分・雰囲気・天候などが、晴れ晴れしないこと。また、そのさま。
陰湿(いんしつ)
暗くてじめじめしていること。陰気で晴れ晴れしないこと。また、そのさま。
厭世(えんせい)
世の中をいやなもの、人生を価値のないものと思うこと。
怨念(おんねん)
うらみのこもった思い。うらみに思う気持ち。
「か行」のメンヘラを表す二字熟語
鬼哭(きこく)
亡霊が浮かばれないで泣くこと。また、その声。
逆上(ぎゃくじょう)
激しい怒りや悲しみなどのために、頭に血が上ること。分別をなくし取り乱すこと。
杞憂(きゆう)
将来のことについてあれこれと無用の心配をすること。杞人の憂え。取り越し苦労。
虚無(きょむ)
①何物もなく、むなしいこと。空虚。
②この世に存在するすべてのものに価値や意味を認めないこと。
③虚心であること。
④無限の宇宙。大空。虚空 (こくう) 。
⑤古代中国の老子の哲学で、万物の根源・本体は、はかりがたく無であるということ。
空虚(くうきょ)
①内部に何もないこと。また、そのさま。から。
②実質的な内容や価値がないこと。むなしいこと。また、そのさま。
愚痴(ぐち)
①言ってもしかたのないことを言って嘆くこと。
②梵語mohaの訳。痴・無明とも訳す。仏語。三毒の一。心性が愚かで、一切の道理にくらいこと。心の迷い。また、そのさま。
苦悩(くのう)
あれこれ苦しみ悩むこと。
激昂(げきこう)
感情がひどく高ぶること。ひどく怒ること。げきこう。
懸念(けねん)
①(仏教で)執念(しゅうねん)。執着(しゅうじゃく)。
②気にかかって不安に思うこと。心配。気がかり。
固執(こしつ)
あくまでも自分の意見を主張して譲らないこと。
「さ行」のメンヘラを表す二字熟語
自傷(じしょう)
自分で自分のからだを傷つけること。
嫉妬(しっと)
①自分よりすぐれている人をうらやみねたむこと。
②自分の愛する者の愛情が、他の人に向けられるのを恨み憎むこと。やきもち。悋気 (りんき) 。
執着(しゅうちゃく)
一つのことに心をとらわれて、そこから離れられないこと。
傷心(しょうしん)
心にいたでを受けて悲しい思いに沈むこと。また、悲しみに傷ついた心。
憔悴(しょうすい)
心配や疲労・病気のためにやせ衰えること。
悄然(しょうぜん)
①元気がなく、しょぼしょぼとしたさま。憂えているさま。
②ものさびしいさま。ひっそりしたさま。
焦燥(しょうそう)
いらだちあせること。
心痛(しんつう)
①心配して深く思い苦しむこと。心を痛めること。
②胸が痛くなること。胸痛。
心配(しんぱい)
①物事の先行きなどを気にして、心を悩ますこと。また、そのさま。気がかり。
②気にかけてめんどうをみること。世話をすること。
心労(しんろう)
あれこれ心配して心を使うこと。また、それによる精神的な疲れ。気苦労。気疲れ。
寂寞(せきばく)
①ひっそりとして寂しいさま。じゃくまく。
②心が満たされずにもの寂しいさま。
憎悪(ぞうお)
ひどくにくむこと。にくみ嫌うこと。
束縛(そくばく)
制限を加えて行動の自由を奪うこと。
「た行」のメンヘラを表す二字熟語
慟哭(どうこく)
大声をあげてなげき泣くこと。
「な行」のメンヘラを表す二字熟語
内向(ないこう)
心のはたらきが自分の内部に向かうこと。
根暗(ねくら)
ねっから性格が暗いこと。また、そのさまや、そういう人。
「は行」のメンヘラを表す二字熟語
悲哀(ひあい)
かなしむこと。かなしくあわれなこと。
悲愴(ひそう)
悲しく痛ましいこと。また、そのさま。
悲痛(ひつう)
あまりに悲しくて心が痛むこと。また、そのさま。
不安(ふあん)
気がかりで落ち着かないこと。心配なこと。また、そのさま。
憤慨(ふんがい)
ひどく腹を立てること。慷慨 (こうがい) 。
憤怒(ふんぬ)
ひどく怒ること。ふんど。
閉口(へいこう)
①手に負えなくて困ること。また、そのさま。
②言い負かされたり圧倒されたりして、言葉に詰まること。
③口を閉じてものを言わないこと。
偏愛(へんあい)
ある人だけを、かたよって愛すること。
滂沱(ぼうだ)
①雨の降りしきるさま。
②涙がとめどもなく流れ出るさま。
③汗・水などが激しく流れ落ちるさま。
「や行」のメンヘラを表す二字熟語
憂鬱(ゆううつ)
①気持ちがふさいで、晴れないこと。また、そのさま。
②草木が暗くなるほどに茂ること。また、そのさま。
憂患(ゆうかん)
どうしたものかと思い悩む心配事。
憂慮(ゆうりょ)
うれえ思うこと。心配して思案すること。
「ら行」のメンヘラを表す二字熟語
落胆(らくたん)
失望してがっかりすること。力を落とすこと。