「天の支うる所は壊る可からず」の意味（出典・語源由来）
【ことわざ】
天の支うる所は壊る可からず
【読み方】
てんのささうるところはやぶるべからず
【意味】
天命に逆らうことはできない。
「天の支うる所は壊る可からず」という言葉は、天命や運命には逆らうことができない、という意味を持っているんだよ。
なるほどな。要するに、運命や天が決めたことには手を出せないってことやな。
どんなに努力しても、変えられへんこともあるんやね。天の意志ってやつには逆らえへんってことか。
【出典】
「国語」
【語源由来】
天の支持するものは、人の力で破壊することはできない意から。
【スポンサーリンク】
「天の支うる所は壊る可からず」の解説
カンタン！解説
「天の支うる所は壊る可からず」という表現は、天や運命が支持や後押ししていること、つまり天命として定められていることには、人間の力で反逆することや変えることはできない、という意味を持っているよ。
簡単に言うと、天が決めたことや運命には逆らえないってことだね。人の力だけではどうにもならないこと、変えられないことがあるということを、この言葉は伝えてくれているよ。
例えば、どんなに努力しても運命や天命には逆らえないことがある、と感じたときや、自然の力や運命の前に人間の力は小さいと実感したときなどに、この言葉を使うことができるんだね。
「天の支うる所は壊る可からず」の使い方
健太くんこの道は左に曲がるのよ。
天の支うる所は壊る可からずっていうじゃない。神様の声が聞こえたんだ。
右に曲がれって言ってるの？
そうなんだ。神様の声に逆らうわけにはいかないよね。
【スポンサーリンク】
「天の支うる所は壊る可からず」の例文
- 僕は朝のニュースの占いに従って、ラッキーアイテムをもって外出することにしている。天の支うる所は壊る可からずだ。
- 和菓子屋に生まれたからには、継ぐしかないだろう。天の支うる所は壊る可からずというから、運命には逆らわない。
- 天の支うる所は壊る可からずというので、神様が決めた通りの人生を歩む。そうすることで無駄な衝突が減り、平凡だが穏やかな日々を送ることができる。
- 人は滅びる運命なのだ。天の支うる所は壊る可からずというから、じたばたしてもしょうがない。
- 過去に戻ってやり直したいと考えてはいけない。天の支うる所は壊る可からずというから、神の意志に従うべきだ。
著書
posted with カエレバ
逆引き検索
