よく知られていることわざ100語を、五十音順に意味付きで紹介します。言葉を押すと詳しい解説へ進めます。
ことわざ研究者の北村孝一先生が選定した100語です。
目次
「あ行」の有名なことわざ
後の祭りあとのまつり
時機を逃して、今さら何をしても役に立たないこと。悔やんでも取り返しがつかないこと。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:後の祭り(あとのまつり)は、遅れて気づいたり、あとから動いたりしても効果がない状態を表すよ。
助手ねこ:締め切りを過ぎてから慌てて準備しても、後の祭りだニャ。
雨降って地固まるあめふってじかたまる
争いやもめごとのあとに、かえって関係や状態が安定してよくなること。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:雨降って地固まる(あめふってじかたまる)は、一時的な混乱や対立が、結果としてよいまとまりにつながることを表すよ。
助手ねこ:けんかのあとに本音で話せて、前より仲良くなったなら、雨降って地固まるだニャン。
案ずるより産むが易いあんずるよりうむがやすい
物事は、始める前に心配するより、実際にやってみるほうがたやすいこと。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:案ずるより産むが易い(あんずるよりうむがやすい)は、不安に思うだけでなく、まず行動してみる大切さを表すよ。
助手ねこ:発表が心配だったのに、やってみたら意外と簡単だった。案ずるより産むが易いだニャ。
石の上にも三年いしのうえにもさんねん
つらくても辛抱強く続ければ、いつか成果が出ること。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:石の上にも三年(いしのうえにもさんねん)は、冷たい石の上でも長く座れば温まるという考えから、忍耐の大切さを表すよ。
助手ねこ:何度も練習して少しずつ上達する姿に、石の上にも三年という言葉が合うニャ。
専門家コラム
急がば回れいそがばまわれ
急いでいるときほど、危ない近道より安全で確かな道を選ぶほうがよいこと。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:急がば回れ(いそがばまわれ)は、早く済ませようとして無理をすると、かえって遅くなることを表すよ。
助手ねこ:急いでいても、安全で確かな道を選んだほうが早く着けることがあるニャ。
一富士二鷹三茄子いちふじにたかさんなすび
初夢に見ると縁起がよいとされるものを、順に並べた言葉。
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ことわざ博士:一富士二鷹三茄子(いちふじにたかさんなすび)は、富士山、鷹、茄子を縁起のよいものとして表すよ。
助手ねこ:初夢で富士山や鷹、茄子を見たら縁起がよいとされているニャ。
専門家コラム
一寸の虫にも五分の魂いっすんのむしにもごぶのたましい
どんなに小さく弱い者にも、意地や誇りがあること。
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ことわざ博士:一寸の虫にも五分の魂(いっすんのむしにもごぶのたましい)は、弱く見える相手を軽んじてはいけないという考えを表すよ。
助手ねこ:小さくて弱そうな相手にも、誇りや意地があるニャン。見くびってはいけないニャ。
犬も歩けば棒に当たるいぬもあるけばぼうにあたる
出しゃばると災難にあうこと。また、行動してみると思いがけない幸運に出会うこと。
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ことわざ博士:犬も歩けば棒に当たる(いぬもあるけばぼうにあたる)は、動けば思わぬ出来事に出会うという二つの意味で使われるよ。
助手ねこ:出歩いて思わぬ幸運に出会ったときにも、災難に遭ったときにも使うニャ。
専門家コラム
命あっての物種いのちあってのものだね
命があるからこそ、ほかの物事も成り立つということ。
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ことわざ博士:命あっての物種(いのちあってのものだね)は、財産や名誉よりも命を大切にする考えを表すよ。
助手ねこ:大事なことがあっても、命を危険にさらしてまで無理をするべきではないニャ。
井の中の蛙いのなかのかわず
狭い世界しか知らず、広い世の中を知らないこと。
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ことわざ博士:井の中の蛙(いのなかのかわず)は、自分の知っている範囲だけで物事を判断する人を表すよ。
助手ねこ:自分の世界だけで何でも知っていると思っていたら、井の中の蛙かもしれないニャ。
魚心あれば水心うおごころあればみずごころ
相手が好意を示せば、こちらも好意をもって応じること。
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ことわざ博士:魚心あれば水心(うおごころあればみずごころ)は、相手の出方しだいで、こちらの態度も変わることを表すよ。
助手ねこ:相手が親切にしてくれたら、オラも親切に応えたくなるニャ。
馬の耳に念仏うまのみみにねんぶつ
どんなによいことを言い聞かせても、相手が理解しなければ何の効果もないこと。
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ことわざ博士:馬の耳に念仏(うまのみみにねんぶつ)は、ありがたい教えや忠告も、聞く気のない相手には通じないことを表すよ。
助手ねこ:何度忠告しても、相手が聞く耳を持たない。そんなときに使うニャ。
噂をすれば影がさすうわさをすればかげがさす
人の噂をしていると、ちょうどその本人が現れること。
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ことわざ博士:噂をすれば影がさす(うわさをすればかげがさす)は、話題にしていた人が思いがけず姿を見せることを表すよ。
助手ねこ:友達の話をしていたら、その本人が登場! まさに噂をすれば影がさすだニャ。
専門家コラム
海老で鯛を釣るえびでたいをつる
わずかな元手や労力で、大きな利益を得ること。
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ことわざ博士:海老で鯛を釣る(えびでたいをつる)は、小さなものを使って大きな成果を得ることを表すよ。
助手ねこ:ちょっとした贈り物のお礼に、思いがけない大きなものをもらったときにも使うニャ。
縁の下の力持ちえんのしたのちからもち
人目につかないところで、他人や物事を支えている人。
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ことわざ博士:縁の下の力持ち(えんのしたのちからもち)は、表には出ないが、欠かせない働きをしている人を表すよ。
助手ねこ:表に立たなくても、準備や片付けでみんなを支える人がいるニャ。縁の下の力持ちだニャン。
負うた子に教えられて浅瀬を渡るおうたこにおしえられてあさせをわたる
自分より年下の者や未熟に見える者から、かえって教えられることがあること。
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ことわざ博士:負うた子に教えられて浅瀬を渡る(おうたこにおしえられてあさせをわたる)は、経験や立場だけで人を見下してはいけないことを表すよ。
助手ねこ:子どもから教わって、大人が助けられることもあるニャ。
鬼に金棒おににかなぼう
もともと強いものが、さらに強い力や有利な条件を得ること。
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ことわざ博士:鬼に金棒(おににかなぼう)は、強い者に強力な道具や味方が加わり、いっそう力を増すことを表すよ。
助手ねこ:頼れる人に強い味方が加わったら、まさに鬼に金棒だニャ。
帯に短し襷に長しおびにみじかしたすきにながし
中途半端で、どちらの役にも立たないこと。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:帯に短し襷に長し(おびにみじかしたすきにながし)は、条件や大きさが合わず、使い道に困る状態を表すよ。
助手ねこ:帯には短すぎて、襷には長すぎる。どちらにも使えない状態のたとえだニャ。
溺れる者は藁をもつかむおぼれるものはわらをもつかむ
非常に困っている人は、頼りにならないものにまで頼ろうとすること。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:溺れる者は藁をもつかむ(おぼれるものはわらをもつかむ)は、追いつめられると、わずかな望みにもすがることを表すよ。
助手ねこ:追いつめられると、頼りにならないものにまで希望を託してしまうことがあるニャ。
思い立ったが吉日おもいたったがきちじつ
何かをしようと思ったら、その日をよい日としてすぐに始めるのがよいこと。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:思い立ったが吉日(おもいたったがきちじつ)は、何かを始めようと思ったら、吉日を待たずにすぐ行動するのがよいという教えだよ。
助手ねこ:何かをやろうと決めた今日が、始めどきだニャ。先延ばしせずに行動するニャ!
親の心子知らずおやのこころこしらず
親が子を思う深い気持ちは、子にはなかなか分からないこと。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:親の心子知らず(おやのこころこしらず)は、子どもが親の心配や愛情を十分に理解できないことを表すよ。
助手ねこ:心配して声をかけても、子どもには『うるさい』と思われることがあるニャ。
「か行」の有名なことわざ
蛙の子は蛙かえるのこはかえる
子は親に似るものだということ。また、平凡な親からは平凡な子が生まれるという意味で使うこともある。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:蛙の子は蛙(かえるのこはかえる)は、子は親と似た道を歩むものだというたとえで、褒め言葉とは限らないよ。
助手ねこ:親と似た道を歩むことをいうけれど、褒め言葉とは限らないニャ。
専門家コラム
壁に耳ありかべにみみあり
秘密の話は、どこでだれに聞かれているか分からないこと。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:壁に耳あり(かべにみみあり)は、人の気配がない場所でも油断してはいけないことを表すよ。
助手ねこ:内緒話でも、思わぬ人に聞かれているかもしれないニャ。
亀の甲より年の功かめのこうよりとしのこう
年長者の経験や知恵は尊いものだということ。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:亀の甲より年の功(かめのこうよりとしのこう)は、長く生きてきた人の経験が役に立つことを表すよ。
助手ねこ:年長者の経験が、思わぬ場面で役に立つこともあるニャ。
可愛い子には旅をさせよかわいいこにはたびをさせよ
子どもを大切に思うなら、甘やかさず、苦労や経験をさせたほうがよいこと。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:可愛い子には旅をさせよ(かわいいこにはたびをさせよ)は、困難な経験が人を成長させるという考えを表すよ。
助手ねこ:大切だからこそ、何でも代わりにやらず、本人に経験させることも必要だニャ。
聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥きくはいっときのはじきかぬはいっしょうのはじ
知らないことを人に聞くのはその場だけの恥だが、聞かずに知らないままでいるのは長く恥になること。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥(きくはいっときのはじきかぬはいっしょうのはじ)は、分からないことを素直にたずねる大切さを表すよ。
助手ねこ:分からないことは、恥ずかしがらずに質問するニャ!
腐っても鯛くさってもたい
すぐれたものは、悪い状態になってもそれなりの価値を失わないこと。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:腐っても鯛(くさってもたい)は、もともとの品格や能力が高いものは簡単には価値を失わないことを表すよ。
助手ねこ:昔からの名品には、古くなってもさすがと思える良さが残ることがあるニャ。
苦しいときの神頼みくるしいときのかみだのみ
ふだん信心していない人が、困ったときだけ神仏に助けを求めること。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:苦しいときの神頼み(くるしいときのかみだのみ)は、困ったときだけ都合よく頼ろうとする態度を表すよ。
助手ねこ:ふだん神頼みしない人が、困ったときだけ頼むなら、苦しいときの神頼みだニャ。
怪我の功名けがのこうみょう
失敗や何気ない行動が、思いがけずよい結果を生むこと。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:怪我の功名(けがのこうみょう)は、失敗と思ったことが偶然よい成果につながることを表すよ。
助手ねこ:間違って別の道を選んだら、近道が見つかった。そんな偶然の成功だニャ。
後悔先に立たずこうかいさきにたたず
物事が終わったあとで悔やんでも、取り返しがつかないこと。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:後悔先に立たず(こうかいさきにたたず)は、あとから悔やむ前に注意して行動すべきだという戒めを表すよ。
助手ねこ:『あのとき注意していれば』と思っても、後悔先に立たずだニャ。
弘法にも筆の誤りこうぼうにもふでのあやまり
どんな名人でも、時には失敗することがあるということ。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:弘法にも筆の誤り(こうぼうにもふでのあやまり)は、すぐれた人でも完全ではないことを表すよ。
助手ねこ:字がとても上手な人でも、書き間違えることはあるニャ。
転ばぬ先の杖ころばぬさきのつえ
失敗しないように、前もって用心しておくこと。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:転ばぬ先の杖(ころばぬさきのつえ)は、困る前に備えておく大切さを表すよ。
助手ねこ:雨が降ってから慌てるより、天気を確かめて傘を用意しておくニャ。
紺屋の白袴こうやのしろばかま
人のための仕事ばかりして、自分のことには手が回らないこと。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:紺屋の白袴(こうやのしろばかま)は、専門家でありながら自分自身にはその技術を生かせていない状態を表すよ。
助手ねこ:修理の名人なのに、自分の家の壊れた物は放置している。それが紺屋の白袴だニャ。
「さ行」の有名なことわざ
猿も木から落ちるさるもきからおちる
どんなに得意な人でも、時には失敗することがあるということ。
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ことわざ博士:猿も木から落ちる(さるもきからおちる)は、どんな名人でも、ときには思わぬ失敗をすることがあるというたとえだよ。
助手ねこ:木登りの得意な猿だって落ちる。上手な人でも失敗することはあるニャ。
三人寄れば文殊の知恵さんにんよればもんじゅのちえ
平凡な人でも、三人集まって考えればよい知恵が出ること。
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ことわざ博士:三人寄れば文殊の知恵(さんにんよればもんじゅのちえ)は、みんなで考えることで一人では思いつかない案が出ることを表すよ。
助手ねこ:三人で知恵を出し合ったら、一人では思いつかない案が出たニャ。
親しき仲にも礼儀ありしたしきなかにもれいぎあり
どれほど親しい間柄でも、守るべき礼儀は必要だということ。
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ことわざ博士:親しき仲にも礼儀あり(したしきなかにもれいぎあり)は、親しさに甘えて相手を雑に扱ってはいけないことを表すよ。
助手ねこ:仲のよい友達にも『ありがとう』『ごめんね』を忘れないニャ。
釈迦に説法しゃかにせっぽう
その道にくわしい人に、分かりきったことを教えようとすること。
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ことわざ博士:釈迦に説法(しゃかにせっぽう)は、相手のほうがよく知っていることを教える不必要さを表すよ。
助手ねこ:料理のプロに包丁の使い方を得意げに教えたら、釈迦に説法だニャ。
朱に交われば赤くなるしゅにまじわればあかくなる
人は付き合う相手や環境によって、よくも悪くも影響を受けること。
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ことわざ博士:朱に交われば赤くなる(しゅにまじわればあかくなる)は、周囲の人や場所が人の考え方や行動を変えることを表すよ。
助手ねこ:付き合う人の言葉遣いや行動が、知らず知らず自分にうつることもあるニャ。
知らぬが仏しらぬがほとけ
知れば腹が立ったり苦しんだりすることでも、知らなければ平静でいられること。
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ことわざ博士:知らぬが仏(しらぬがほとけ)は、知らないことで心を乱さずにすむ状態を表すよ。
助手ねこ:知らずにいるから穏やかでいられる場合もあるニャ。でも、何でも知らないほうがよいわけではないニャ。
好きこそ物の上手なれすきこそもののじょうずなれ
好きなことは熱心に取り組むので、上達しやすいこと。
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ことわざ博士:好きこそ物の上手なれ(すきこそもののじょうずなれ)は、好きな気持ちが上達の力になることを表すよ。
助手ねこ:好きだから練習を続けられて、上達していくことがあるニャ。
専門家コラム
過ぎたるは猶及ばざるが如しすぎたるはなおおよばざるがごとし
やりすぎることは、足りないことと同じようによくないこと。
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ことわざ博士:過ぎたるは猶及ばざるが如し(すぎたるはなおおよばざるがごとし)は、ほどよさを大切にする考えを表すよ。
助手ねこ:親切のつもりでも、しつこすぎるとかえって困らせることがあるニャ。
雀百まで踊り忘れずすずめひゃくまでおどりわすれず
幼いころに身についた習慣やくせは、年をとってもなかなか抜けないこと。
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ことわざ博士:雀百まで踊り忘れず(すずめひゃくまでおどりわすれず)は、若いころに身についた習慣や癖が、年を取ってもなかなか抜けないというたとえだよ。特に、よくない癖をいうことが多いんだ。
助手ねこ:子どものころについた悪い癖が、大人になっても抜けない。そんなときに使うニャ。
背に腹はかえられぬせにはらはかえられぬ
大切なものを守るためには、やむをえずほかのものを犠牲にすることもあるということ。
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ことわざ博士:背に腹はかえられぬ(せにはらはかえられぬ)は、もっと大切なものを守るためなら、ほかのものを犠牲にしても仕方がないということを表すよ。
助手ねこ:もっと大切なものを守るため、やむを得ず何かを犠牲にすることもあるニャ。
地震雷火事親父じしんかみなりかじおやじ
世の中で恐ろしいものを並べて言った言葉。
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ことわざ博士:地震雷火事親父(じしんかみなりかじおやじ)は、昔から人々がこわいものとして挙げてきたものを表すよ。
助手ねこ:昔は地震・雷・火事・厳しい父親を、恐ろしいものの代表として並べたニャ。
専門家コラム
船頭多くして船山に上るせんどうおおくしてふねやまにのぼる
指図する人が多すぎると、物事がまとまらず、とんでもない方向へ進むこと。
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ことわざ博士:船頭多くして船山に上る(せんどうおおくしてふねやまにのぼる)は、リーダーが多すぎると混乱することを表すよ。
助手ねこ:仕切る人が何人もいて指示がばらばら。これでは船が山に上ってしまうニャ。
善は急げぜんはいそげ
よいことはためらわず、すぐに実行したほうがよいこと。
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ことわざ博士:善は急げ(ぜんはいそげ)は、よいと思った行動を先延ばしにしない考えを表すよ。
助手ねこ:よいことを思いついたら、ためらわず実行するのが『善は急げ』だニャ。
千里の道も一歩からせんりのみちもいっぽから
大きな物事も、まず小さな一歩から始まること。
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ことわざ博士:千里の道も一歩から(せんりのみちもいっぽから)は、遠大な目標も最初の行動から始まることを表すよ。
助手ねこ:大きな目標も、最初の一歩を踏み出すところから始まるニャ。
損して得取れそんしてとくとれ
一時的には損をしても、将来の大きな利益を考えて行動すること。
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ことわざ博士:損して得取れ(そんしてとくとれ)は、目先の利益にこだわらず、長い目で得を考えることを表すよ。
助手ねこ:目先は少し損でも、長い目で見れば得になることがあるニャ。
「た行」の有名なことわざ
立つ鳥跡を濁さずたつとりあとをにごさず
去る者は、あとを見苦しくないようにきれいにしておくべきだということ。
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ことわざ博士:立つ鳥跡を濁さず(たつとりあとをにごさず)は、離れるときこそ後始末をきちんとする大切さを表すよ。
助手ねこ:使った場所を片付け、気持ちよく去る。立つ鳥跡を濁さずだニャ。
棚から牡丹餅たなからぼたもち
思いがけない幸運が、苦労せずに手に入ること。
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ことわざ博士:棚から牡丹餅(たなからぼたもち)は、自分から努力したわけではないのに、よいことが起こる状態を表すよ。
助手ねこ:何もしなかったのに思いがけないごほうびが! 棚から牡丹餅だニャ。
旅は道連れ世は情けたびはみちづれよはなさけ
旅では同行者がいると心強く、世の中では人の情けが大切だということ。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:旅は道連れ世は情け(たびはみちづれよはなさけ)は、人は助け合って生きるものだという考えを表すよ。
助手ねこ:旅で助け合うように、毎日の暮らしでも人の情けが支えになるニャ。
塵も積もれば山となるちりもつもればやまとなる
小さなものでも、積み重なれば大きなものになること。
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ことわざ博士:塵も積もれば山となる(ちりもつもればやまとなる)は、わずかな努力や節約も続ければ大きな成果になることを表すよ。
助手ねこ:毎日少しずつの貯金や練習も、積み重なると大きくなるニャ。
専門家コラム
月とすっぽんつきとすっぽん
二つのものの差が非常に大きく、比べものにならないこと。
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ことわざ博士:月とすっぽん(つきとすっぽん)は、形は少し似ていても価値や程度が大きく違うことを表すよ。
助手ねこ:同じように見えても、実力や品質に大きな差があるときの言葉だニャ。
鉄は熱いうちに打ててつはあついうちにうて
物事は、ちょうどよい時機を逃さず行うべきだということ。
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ことわざ博士:鉄は熱いうちに打て(てつはあついうちにうて)は、相手の意欲や成長の機会を逃さない大切さを表すよ。
助手ねこ:やる気いっぱいのときに練習を始めるのは、鉄は熱いうちに打てだニャ。
専門家コラム
灯台下暗しとうだいもとくらし
身近なことは、かえって気づきにくいこと。
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ことわざ博士:灯台下暗し(とうだいもとくらし)は、近くにあるものほど見落としやすいことを表すよ。
助手ねこ:眼鏡を探していたら、頭の上にあった! こんなときは灯台下暗しだニャ。
遠くの親類より近くの他人とおくのしんるいよりちかくのたにん
遠くにいる親類より、近くにいる他人のほうが頼りになることがあるということ。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:遠くの親類より近くの他人(とおくのしんるいよりちかくのたにん)は、困ったときにすぐ助けてくれる人のありがたさを表すよ。
助手ねこ:離れて暮らす親戚より、近所の人に助けられることもあるニャ。
時は金なりときはかねなり
時間はお金と同じように貴重なものだから、無駄にしてはいけないこと。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:時は金なり(ときはかねなり)は、時間を大切に使うべきだという考えを表すよ。
助手ねこ:過ぎた時間は戻せないから、大切に使いたいニャ。
取らぬ狸の皮算用とらぬたぬきのかわざんよう
まだ手に入っていないものを当てにして、先に計画を立てること。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:取らぬ狸の皮算用(とらぬたぬきのかわざんよう)は、確実でない利益を見込んで考えるあやうさを表すよ。
助手ねこ:まだもらっていないお金で買い物の予定を立てたら、取らぬ狸の皮算用だニャ。
飛んで火に入る夏の虫とんでひにいるなつのむし
自分から進んで危険や災いの中に入っていくこと。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:飛んで火に入る夏の虫(とんでひにいるなつのむし)は、危険に気づかず自ら悪い状況へ向かうことを表すよ。
助手ねこ:相手のわなに気づかず、自分から近づいてしまったら危ないニャ。
「な行」の有名なことわざ
ない袖は振れないないそではふれない
持っていないものは、出したくても出せないこと。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:ない袖は振れない(ないそではふれない)は、お金や力がなければ、望まれても応じられないことを表すよ。
助手ねこ:助けたい気持ちはあっても、出せるお金がないときもあるニャ。
泣きっ面に蜂なきっつらにはち
不幸や困りごとがあるところへ、さらに災難が重なること。
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ことわざ博士:泣きっ面に蜂(なきっつらにはち)は、悪いことが続けて起こるつらい状態を表すよ。
助手ねこ:財布をなくしたうえに雨にも降られたら、泣きっ面に蜂だニャ。
無くて七癖なくてななくせ
くせがないように見える人でも、何かしらくせを持っていること。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:無くて七癖(なくてななくせ)は、だれにでも多少のくせがあることを表すよ。
助手ねこ:本人は無意識でも、誰にでもちょっとした癖があるものだニャ。
情けは人の為ならずなさけはひとのためならず
人に親切にすると、めぐりめぐって自分にもよいことが返ってくること。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:情けは人の為ならず(なさけはひとのためならず)は、親切は相手だけでなく自分のためにもなるという考えを表すよ。
助手ねこ:『親切は人のためにならない』という意味じゃないニャ。巡り巡って自分にも返ってくるという教えだニャン。
専門家コラム
七転び八起きななころびやおき
何度失敗しても、くじけずに立ち上がって努力すること。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:七転び八起き(ななころびやおき)は、失敗を重ねてもあきらめない強さを表すよ。
助手ねこ:何度転んでもまた立ち上がる姿が、七転び八起きだニャ。
七度たずねて人を疑えななたびたずねてひとをうたがえ
物をなくしたときは、人を疑う前に何度も自分でよく探すべきだということ。
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ことわざ博士:七度たずねて人を疑え(ななたびたずねてひとをうたがえ)は、軽々しく人を疑ってはいけないという戒めを表すよ。
助手ねこ:なくし物をしたら、まず自分の周りをよく探すニャ。すぐに人を疑うのはよくないニャ。
習うより慣れよならうよりなれよ
人から教わるだけでなく、実際に経験を重ねるほうが身につきやすいこと。
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ことわざ博士:習うより慣れよ(ならうよりなれよ)は、実践を通して覚える大切さを表すよ。
助手ねこ:泳ぎも楽器も、説明を聞くだけでなく実際に練習すると身につくニャ。
二度あることは三度あるにどあることはさんどある
同じようなことが二度起こると、三度目も起こるものだということ。
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ことわざ博士:二度あることは三度ある(にどあることはさんどある)は、同じ失敗や出来事が続く可能性を表すよ。
助手ねこ:似た失敗が続いたら、次も同じことが起きないよう気をつけたいニャ。
二兎を追う者は一兎をも得ずにとをおうものはいっとをもえず
同時に二つのものを得ようとすると、結局どちらも得られないこと。
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ことわざ博士:二兎を追う者は一兎をも得ず(にとをおうものはいっとをもえず)は、欲張りすぎると失敗することを表すよ。
助手ねこ:二つとも手に入れようと欲張って、どちらも失ったら、二兎を追う者は一兎をも得ずだニャ。
濡れ手で粟ぬれてであわ
苦労せずに、たやすく大きな利益を得ること。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:濡れ手で粟(ぬれてであわ)は、少ない労力で利益が手に入ることを表すよ。
助手ねこ:ほとんど苦労せずに大きな利益を手に入れたときに使うニャ。
猫に小判ねこにこばん
価値の分からない人に貴重なものを与えても、何の役にも立たないこと。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:猫に小判(ねこにこばん)は、相手に価値を理解する力がなければ意味がないことを表すよ。
助手ねこ:どんなに立派な物でも、その良さが分からない相手には価値が伝わらないニャ。
専門家コラム
寝耳に水ねみみにみず
突然の知らせや出来事に、ひどく驚くこと。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:寝耳に水(ねみみにみず)は、思いがけないことを急に聞いて驚く状態を表すよ。
助手ねこ:急に転校すると聞いたら、寝耳に水でびっくりするニャ。
能ある鷹は爪を隠すのうあるたかはつめをかくす
本当に能力のある人は、むやみにそれを見せびらかさないこと。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:能ある鷹は爪を隠す(のうあるたかはつめをかくす)は、実力のある人ほど控えめにふるまうことを表すよ。
助手ねこ:本当に上手な人は、自分から才能を自慢しないこともあるニャ。
喉もと過ぎれば熱さを忘れるのどもとすぎればあつさをわすれる
苦しいことも、過ぎてしまうとそのつらさや教訓を忘れてしまうこと。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:喉もと過ぎれば熱さを忘れる(のどもとすぎればあつさをわすれる)は、困難が終わると反省や注意を忘れやすいことを表すよ。
助手ねこ:つらかった経験を忘れて、同じ失敗を繰り返さないようにしたいニャ。
暖簾に腕押しのれんにうでおし
手ごたえや反応がなく、張り合いがないこと。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:暖簾に腕押し(のれんにうでおし)は、相手に働きかけても効果がない状態を表すよ。
助手ねこ:いくら話しかけても反応がなく、手ごたえがないときだニャ。
「は行」の有名なことわざ
花より団子はなよりだんご
見た目や風流より、実際に役立つものや利益を重んじること。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:花より団子(はなよりだんご)は、美しさより実用や食べ物を選ぶ考えを表すよ。
助手ねこ:花を楽しむより、食べ物がほしい! そんな実利を選ぶ気持ちだニャ。
専門家コラム
早起きは三文の徳はやおきはさんもんのとく
早起きをすると、何かしらよいことがあるということ。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:早起きは三文の徳(はやおきはさんもんのとく)は、朝早く起きると何かしらよいことがあるという教えだよ。
助手ねこ:朝早く起きたら、静かなうちに用事を済ませられた。三文の徳だニャ。
人の噂も七十五日ひとのうわさもしちじゅうごにち
人の噂は長く続かず、しばらくすれば忘れられること。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:人の噂も七十五日(ひとのうわさもしちじゅうごにち)は、世間の評判や噂が一時的なものだということを表すよ。
助手ねこ:人のうわさは、いつまでも続くとは限らないというたとえだニャ。
専門家コラム
人のふり見て我がふり直せひとのふりみてわがふりなおせ
他人の行いを見て、自分の行いを反省し改めよということ。
使い方のヒントを読む
ことわざ博士:人のふり見て我がふり直せ(ひとのふりみてわがふりなおせ)は、他人のよい点や悪い点から学ぶことを表すよ。
助手ねこ:人のよくない行いを見たら、自分はどうかと振り返るニャ。
専門家コラム
火のない所に煙は立たないひのないところにけむりはたたない
うわさが立つからには、何かしら原因があるはずだというたとえ。ただし、うわさの内容が事実とは限らない。
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ことわざ博士:火のない所に煙は立たない(ひのないところにけむりはたたない)は、うわさが立つには何かしら事情があるはずだ、という考えを表すよ。うわさが正しいと断定する言葉ではないんだ。
助手ねこ:うわさの背景に何かあると考える言葉だけど、うわさの内容が真実とは限らないニャ。
百聞は一見にしかずひゃくぶんはいっけんにしかず
何度も話を聞くより、一度自分の目で見るほうがよく分かること。
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ことわざ博士:百聞は一見にしかず(ひゃくぶんはいっけんにしかず)は、説明だけでなく実際に見ることの大切さを表すよ。
助手ねこ:何度も説明を聞くより、一度実物を見たほうがよく分かることもあるニャ。
瓢箪から駒ひょうたんからこま
思いもよらないことが実際に起こること。
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ことわざ博士:瓢箪から駒(ひょうたんからこま)は、ありえないと思われることや冗談のようなことが現実になることを表すよ。
助手ねこ:冗談のつもりで言ったことが本当になったら、瓢箪から駒だニャ。
豚に真珠ぶたにしんじゅ
価値の分からない人に貴重なものを与えても、むだであること。
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ことわざ博士:豚に真珠(ぶたにしんじゅ)は、相手がよさを理解できなければ価値が生かされないことを表すよ。
助手ねこ:相手に『豚に真珠』と言うと失礼になりやすいから、言い方には注意するニャ。
下手の横好きへたのよこずき
下手なのに、その物事が好きで熱心に続けること。
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ことわざ博士:下手の横好き(へたのよこずき)は、技術は高くないが好きでたまらない状態を表すよ。
助手ねこ:上手ではないけれど、大好きでずっと続けている。それが下手の横好きだニャ。
仏の顔も三度ほとけのかおもさんど
どんなに温和な人でも、無礼なことを何度もされれば怒ること。
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ことわざ博士:仏の顔も三度(ほとけのかおもさんど)は、相手の寛大さにも限度があることを表すよ。
助手ねこ:優しい人でも、何度も失礼なことをされたら怒るニャ。三回まで許されるという意味ではないニャ。
「ま行」の有名なことわざ
負けるが勝ちまけるがかち
あえて争わずに負けたように見えるほうが、結果としてよい場合があること。
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ことわざ博士:負けるが勝ち(まけるがかち)は、目先の勝ち負けより大きな利益や平和を重んじる考えを表すよ。
助手ねこ:言い争って勝つより、ゆずったほうがうまくいくこともあるニャ。
馬子にも衣装まごにもいしょう
普段は立派とは見られていない人でも、身なりを整えると立派に見えるという、皮肉を含むたとえ。相手を褒める言葉として使うと失礼になる。
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ことわざ博士:馬子にも衣装(まごにもいしょう)は、服装次第で人の見た目の印象が大きく変わるという、皮肉を含む言い方だよ。
助手ねこ:『馬子』は『孫』ではないニャ。褒め言葉のつもりで使うと失礼になるから注意するニャ。
待てば海路の日和ありまてばかいろのひよりあり
今は状況が悪くても、待っていればよい機会がやってくること。
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ことわざ博士:待てば海路の日和あり(まてばかいろのひよりあり)は、あせらず時機を待つ大切さを表すよ。
助手ねこ:今はうまくいかなくても、焦らず好機を待つことも大切だニャ。
ミイラ取りがミイラになるみいらとりがみいらになる
人を連れ戻したり、説得したりするために出向いた人が、逆に相手の側に取り込まれてしまうこと。また、捜しに行った人まで帰ってこなくなること。
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ことわざ博士:ミイラ取りがミイラになる(みいらとりがみいらになる)は、連れ戻しや説得に出向いた人が、逆に相手の側に引き込まれてしまうたとえだよ。
助手ねこ:友達をゲームから呼び戻しに行ったのに、自分まで夢中になったら、ミイラ取りがミイラになるんだニャ。
身から出た錆みからでたさび
自分の悪い行いや失敗が原因で、自分自身が苦しむこと。
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ことわざ博士:身から出た錆(みからでたさび)は、自分の悪い行いが原因で、あとから自分自身が困ることを表すよ。
助手ねこ:自分がした悪いことのせいで困るなら、身から出た錆だニャ。
三つ子の魂百までみつごのたましいひゃくまで
幼いころの性質や習慣は、年をとっても変わりにくいこと。
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ことわざ博士:三つ子の魂百まで(みつごのたましいひゃくまで)は、子どものころに身についた性格や性質が長く残ることを表すよ。
助手ねこ:幼いころからの性格が、大人になっても残るというたとえだニャ。
餅は餅屋もちはもちや
物事にはそれぞれ専門家がいて、専門家に任せるのがよいこと。
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ことわざ博士:餅は餅屋(もちはもちや)は、専門の技術や知識を持つ人の力を認めることを表すよ。
助手ねこ:修理が得意な人に任せたら、やっぱり仕上がりが違うニャ。
「や行」の有名なことわざ
焼け石に水やけいしにみず
少しばかりの努力や助けでは、ほとんど効果がないこと。
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ことわざ博士:焼け石に水(やけいしにみず)は、大きな問題に対して対策が少なすぎる状態を表すよ。
助手ねこ:大きな赤字に少しだけお金を足しても、焼け石に水ということがあるニャ。
安物買いの銭失いやすものがいのぜにうしない
安さにひかれて質の悪い品物を買い、買い直しなどでかえって損をすること。
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ことわざ博士:安物買いの銭失い(やすものがいのぜにうしない)は、値段だけで選ぶと余計な出費につながることを表すよ。
助手ねこ:安かったのにすぐ壊れて買い直したら、かえって損だニャ。
「ら行」の有名なことわざ
楽あれば苦ありらくあればくあり
楽しいことがあれば、苦しいこともあるということ。
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ことわざ博士:楽あれば苦あり(らくあればくあり)は、人生にはよい時も悪い時もあることを表すよ。
助手ねこ:楽なことばかりではないけれど、つらいことばかりでもないニャ。
良薬は口に苦しりょうやくはくちににがし
自分のためになる忠告は、聞くとつらく感じることが多いということ。
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ことわざ博士:良薬は口に苦し(りょうやくはくちににがし)は、役に立つ教えや注意ほど耳に痛いことを表すよ。
助手ねこ:耳が痛い忠告でも、自分のためになることがあるニャ。
論より証拠ろんよりしょうこ
言葉で議論するより、証拠を示すほうが物事をはっきりさせること。
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ことわざ博士:論より証拠(ろんよりしょうこ)は、理屈より実際の証拠が大切であることを表すよ。
助手ねこ:言い争うより、実際の記録や結果を見せたほうが早いニャ。
「わ行」の有名なことわざ
我が身をつねって人の痛さを知れわがみをつねってひとのいたさをしれ
自分が同じ立場だったらどう感じるかを考えて、人の苦しみを思いやれということ。
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ことわざ博士:我が身をつねって人の痛さを知れ(わがみをつねってひとのいたさをしれ)は、相手の痛みを自分のこととして考える大切さを表すよ。
助手ねこ:自分が言われてつらい言葉なら、相手にも言わないようにしたいニャ。
専門家コラム
禍を転じて福となすわざわいをてんじてふくとなす
災いをうまく利用して、かえってよい結果につなげること。
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ことわざ博士:禍を転じて福となす(わざわいをてんじてふくとなす)は、悪い出来事を前向きに生かす考えを表すよ。
助手ねこ:失敗から学んで、次の成功につなげることもできるニャ。
渡る世間に鬼はないわたるせけんにおにはない
世の中には、冷たい人ばかりでなく、親切な人もいるということ。
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ことわざ博士:渡る世間に鬼はない(わたるせけんにおにはない)は、困ったときに助けてくれる人がいるという考えを表すよ。
助手ねこ:困ったときに、思いがけず助けてくれる人もいるニャ。
専門家コラム
笑う門には福来たるわらうかどにはふくきたる
いつも明るく笑いのある家や人には、自然と幸運がやってくること。
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ことわざ博士:笑う門には福来たる(わらうかどにはふくきたる)は、明るく前向きな気持ちが幸せを呼ぶという考えを表すよ。
助手ねこ:笑顔のある家には、福が来るといわれているニャ。
北村孝一先生の選定基準・専門家情報を見る
昔から多くの人によって伝えられてきたものですから、ことわざを使って表現すると人の共感を得やすくなります。
当記事の「ことわざ100選」は、ことわざ研究者でことわざ学会代表理事の北村孝一先生に、収録項目の選定をしていただきました。
北村孝一先生:選定の基本方針は、次の3つです。
1.多くの人によく知られているもの
有名なことわざは、ふつうの人が知っていて常識とされ、いちいち説明せずに使われます。
意味だけでなく、どのような場面で使われるかに注意し、必要なときに使えるように身につけましょう。
2.日常生活で使われるもの
特に古典や文学にくわしくなくても、生活のなかで自然に使われるものです。
ふだん使われる口語の形を主に採用しましたが、漢文的表現や文語でも現在使われているものは、見出しにしたり、説明文で補足しています。
3.ことわざのレトリックになじみ、センスを磨けるもの
ことわざは、短い表現で、口調がよく、深い意味をあらわすものが少なくありません。
比喩や対句、反語など、多様なレトリックが用いられています。
ことわざによく使われる表現方法になじみ、論理的理解力とともに、ことばのセンス(感性)を磨けるものを選びました。丸暗記ではなく、声に出して、ゆっくり味わってみてください。







































































































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