| 小家から火を出す |
御意見五両、堪忍十両 |
| 恋路は縁のもの |
恋いた程飽いた |
| 濃い茶目の毒気の薬 |
恋と願いはよくせよ |
| 恋に師匠なし |
恋に上下の隔てなし |
| 鯉の滝登り |
鯉の一跳ね |
| 恋の道には女が賢しい |
恋の山には孔子の倒れ |
| 恋は曲者 |
恋は思案の外 |
| 恋は仕勝ち |
恋をするより徳をしろ |
| 五噫を歌う |
紅一点 |
| 光陰に関守なし |
光陰矢の如し |
| 後悔先に立たず |
口角泡を飛ばす |
| 溝壑に塡まる |
高閣に束ぬ |
| 江河の溢は三日に過ぎず |
合歓の木は槐の木 |
| 好機逸すべからず |
剛毅木訥仁に近し |
| 好客三年店を変えず、好店三年客を変えず |
孔丘盗跖倶に塵埃 |
| 孝経で親の頭を打つ |
肯綮に中る |
| 攻撃は最大の防御 |
膏血を絞る |
| 巧言簧の如し、顔之厚し |
好言は口よりし、莠言も口よりす |
| 巧言令色鮮し仁 |
孝行のしたい時分に親はなし |
| 鴻鵠一挙千里、恃む所は六翮のみ |
後顧の憂い |
| 功罪相半ばする |
功妻常に拙夫に伴うて眠る |
| 巧詐は拙誠に如かず |
恒産無きものは恒心無し |
| 恒産無くして恒心無し |
高山の巓には美木なし |
| 嚆矢 |
口耳四寸の学 |
| 膠漆の交わり |
孔子に論語 |
| 香餌の下必ず死魚あり |
好事魔多し |
| 孔子も時に会わず |
好事も無きには如かず |
| 好事門を出でず悪事千里を行く |
巧者は余り有り拙者は足らず |
| 膏燭は明を以て自ら鑠す |
好事を行いて前程を問う勿れ |
| 項斯を説く |
工人数業を変うればその功を失う |
| 荒神の火傷 |
後塵を拝する |
| 後生畏るべし |
孔席暖まらず墨突黔まず |
| 浩然の気 |
黄泉の客 |
| 鴻漸の翼 |
黄泉の路上老少無し |
| 碁打ちに時なし |
巧遅は拙速に如かず |
| 口中の雌黄 |
皇天親無く惟徳を是輔く |
| 口頭の交わり |
狡兎死して走狗烹らる |
| 功成り名遂げて身退くは天の道なり |
功成り名遂げる |
| 江南の橘、江北に植えれば枳となる |
郷に入っては郷に従え |
| 甲の薬は乙の毒 |
剛の者に矢が立たぬ |
| 孝は妻子に衰う |
孝は百行の本 |
| 公は明を生ず |
膏は明を以て焚かる |
| 甲張り強くして家押し倒す |
觥飯も壺飧に及ばず |
| 高飛の鳥も美食に死す |
好物に祟りなし |
| 弘法にも筆の誤り |
合抱の木も毫末より生ず |
| 弘法筆を選ばず |
高木に縁りて四方を望む |
| 濠濮の間の想い |
高木は風に折らる |
| 合浦の珠還る |
高慢は出世の行き止まり |
| 厚味寔に腊毒 |
鴻毛を以て炉炭の上に燎く |
| 蝙蝠も鳥のうち |
紺屋の明後日 |
| 紺屋の白袴 |
甲羅を経る |
| 毫釐の差は千里の謬り |
蛟竜雲雨を得 |
| 亢竜悔いあり |
紅炉上一点の雪 |
| 行を省みる者は其の過ちを引かず |
鉤を窃む者は誅せられ、国を窃む者は諸侯となる |
| 公を以て私を滅す |
声無きに聴き形無きに視る |
| 声なくして人を呼ぶ |
小男の腕立て |
| 小男の総身の知恵も知れたもの |
氷は水より出でて水より寒し |
| 氷を叩いて火を求む |
五月蕨は嫁に食わせるな |
| 呉下の阿蒙 |
古稀 |
| 御器も持たぬ乞食 |
狐裘して羔袖す |
| 呉牛月に喘ぐ |
狐丘の誡め |
| 狐裘弊ると雖も補うに黄狗の皮を以てすべからず |
故郷へ錦を飾る |
| 故郷忘じ難し |
枯魚河を過ぎて泣く |
| 鼓琴の悲しみ |
黒牛白犢を生む |
| 告朔の餼羊 |
鵠は浴せずして白し |
| 黒白を弁ぜず |
極楽願わんより地獄作るな |
| 極楽の入り口で念仏を売る |
鵠を刻して鶩に類す |
| こけた上を踏まれる |
虎穴に入らずんば虎子を得ず |
| 虚仮の一心 |
後家の踏ん張り |
| 後家花咲かす |
股肱の臣 |
| 後光より台座が高つく |
糊口を凌ぐ |
| 虎口を脱する |
虎口を逃れて竜穴に入る |
| 寒えたる者は裋褐を利とす |
ここばかりに日は照らぬ |
| 粉米も噛めば甘くなる |
心ここに在らざれば視れども見えず |
| 志ある者は事竟に成る |
志は木の葉に包む |
| 志は満たすべからず |
心に笠着て暮らせ |
| 心の仇は心 |
心の鬼が身を責める |
| 心の駒に手綱ゆるすな |
心は小ならんことを欲し志は大ならんことを欲す |
| 心は二つ身は一つ |
心広く体胖なり |
| 心程の世を経る |
心安いは不和の基 |
| 心を鬼にする |
此処を先途と |
| 乞食に朱椀 |
乞食に貧乏なし |
| 乞食にも門出 |
乞食にも三つの理屈 |
| 乞食の朝謡 |
乞食の大連れ |
| 乞食の系図話 |
乞食の断食 |
| 乞食も場所 |
乞食を三日すれば忘れられぬ |
| 五十歩百歩 |
小姑一人は鬼千匹に向かう |
| 五十なれば五十の縁あり |
五十にして四十九年の非を知る |
| 五十にして天命を知る |
五重塔も下から組む |
| 孤掌鳴らし難し |
後生願いの六性悪 |
| 後生は徳の余り |
胡椒丸呑み |
| 後生より今生が大事 |
小食は長生きのしるし |
| 御所内裏の事も陰では言う |
御所の御成りはすわすわ半時 |
| 古人の糟粕 |
五臓六腑に沁みわたる |
| 鼯鼠五技にして窮す |
去年の暦 |
| 子宝脛が細る |
炬燵で河豚汁 |
| 壺中の天 |
胡蝶の夢 |
| 凝っては思案に能わず |
骨肉相食む |
| 骨肉の親 |
木っ端を拾うて材木を流す |
| コップの中の嵐 |
碁で勝つ者は将棋で負ける |
| 子で子にならぬ時鳥 |
碁で負けたら将棋で勝て |
| 事ある時は仏の足を戴く |
事が延びれば尾鰭が付く |
| 事志と違う |
尽く書を信ずれば則ち書なきに如かず |
| 琴柱に膠す |
言伝は荷にならぬ |
| 事無きを得る |
事に敏にして言に慎む |
| 言葉多きは品少なし |
言葉に物はいらぬ |
| 言葉の下に骨を消す |
言葉は国の手形 |
| 言葉は心の使い |
言葉は身の文 |
| 事は密を以って成り、語は泄を以て敗る |
五斗米のために腰を折る |
| 子供川端火の用心 |
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| 子供好きは子供が知る |
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| 子供の喧嘩に親が出る |
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| 子供は親の背中を見て育つ |
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| 小鳥を捕らえて大鳥を逃がす |
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| 小鍋は直に熱くなる |
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| 子に過ぎたる宝なし |
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| 子に引かるる親心 |
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| この親にしてこの子あり |
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| 此の父有りて斯にこの子有り |
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| 子は有るも嘆き、無きも嘆き |
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| 子は親を映す鏡 |
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| 琥珀は腐芥を取らず |
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| 胡馬北風に依り、越鳥南枝に巣くう |
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| 虎豹豈犬羊の欺きを受けんや |
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| 小舟の宵ごしらえ |
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| 小坊主一人に天狗八人 |
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| 枯木死灰花開く |
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| 子ほど喜ばせにくいものはなく親ほど喜ばせやすいものはない |
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| 子煩悩に子なし |
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| 小股取っても勝つが本 |
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| 駒の朝走り |
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| 鱓でも尾頭つき |
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| 胡麻をする |
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| 虚無僧に尺八 |
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| 米食った犬が叩かれずに糠食った犬が叩かれる |
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| 米の飯に骨 |
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| 米を数えて炊ぐ |
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| 子持ちの腹に宿無しが居る |
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| 子故の闇 |
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| 惟日も足らず |
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| 之を言う者罪無く之を聞く者以て戒むるに足る |
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| 之を知る者は之を好む者に如かず |
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| 之を用うれば則ち虎となり用いざれば則ち鼠となる |
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| 頃は三月、夜は九月 |
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| 転べば糞の上 |
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| 衣は新しきに若くは莫く、人は故きに若くは莫し |
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| 衣を染めんより心を染めよ |
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| コロンブスの卵 |
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| 子を知ること父に若くは莫し |
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| 子を見ること親に如かず |
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| 子を持てば七十五度泣く |
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| 崑山の下、玉を以て鳥を抵つ |
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| 根性に似せて家を作る |
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| 蒟蒻で石垣を築く |
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| 蒟蒻の幽霊 |
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| 金輪際の玉も拾えば尽きる |