「知恵ない神に知恵つける」の意味(類義語)
【ことわざ】
知恵ない神に知恵つける
「知恵のない子に知恵つける」ともいう。
【読み方】
ちえないかみにちえつける
【意味】
気付かずにいたものに余計な知恵をつけて、物事を面倒にすること。
「神」は、ここでは邪気のない純粋な者。
「知恵ない神に知恵つける」ということわざは、気づかずにいる人に、余計な知恵やアドバイスをすることを表しているんだよ。
なるほど、つまり、「何も知らへん人に余計なことを教える」ってことやな。
これは、必要ない情報を与えて逆に混乱させるかもしれへんってことを教えてくれてるんやな。知らん方がええこともあるってわけや。
【類義語】
・寝た子を起こす
・日向で埃を立てる
・平地に波瀾を起こす
【スポンサーリンク】
「知恵ない神に知恵つける」の解説
カンタン!解説
「知恵ない神に知恵つける」っていうことわざはね、何も知らなかった人に余計なアドバイスや情報を教えてしまうことを表すんだよ。
例えばね、友達がまったくゲームに興味がなかったけど、あなたがそのゲームの楽しさを教えた結果、友達がゲームにハマってしまって、勉強や運動をする時間がなくなった、みたいな状況を指すよ。
「知恵ない神」は、まだ何も知らない、純粋な人を指していて、「知恵つける」は、その人に何か新しい情報やアドバイスを教えることを言うんだ。だから、「知恵ない神に知恵つける」っていうことわざは、「何も知らない人に余計なアドバイスを教えてしまう」という意味なんだよ。
「知恵ない神に知恵つける」の使い方
彼に、無人販売は誰も見ていないから盗めちゃうねって言っちゃたんだ。
健太くんの余計な一言のせいで、彼は罪を犯したのよ。
知恵ない神に知恵つけるってやつだね。でも、罪を犯す人間が悪いんじゃないかな。
余計な知恵をつけた健太くんも同罪よ。
【スポンサーリンク】
「知恵ない神に知恵つける」の例文
- 無知なままにしておけばよかったのに、知恵ない神に知恵つけたせいで戦争が起きた。
- 犯罪報道のせいで知恵ない神に知恵つけて、爆弾の作り方を世の人に教えることになった。
- 寝た子を起こし、知恵ない神に知恵つけることがないように、子供の前での発言に注意する。
- 助成金不正受給の逮捕者が大勢でたが、知恵ない神に知恵つける主犯がいるようだ。
- 知恵ない神に知恵つけるようなことをいい、誰かの人生を変えてしまうのは恐ろしいことだ。