「馳走終わらば油断すな」の意味(類義語)
【ことわざ】
馳走終わらば油断すな
【読み方】
ちそうおわらばゆだんすな
【意味】
人がもてなしてくれる裏には、何か求めることがあってのことだから、もてなされたあとは十分に気をつけろということ。
せっかくのごちそうやけど、何かを求められるかもしれへんから、気をつけて行動しなあかんってことやな。なるほど、これは、いつも警戒心を持って行動することの大切さを教えてくれてるんやな。
【類義語】
・旨い物食わす人に油断すな
・食わせておいて扨と言い
「馳走終わらば油断すな」の解説
「馳走終わらば油断すな」っていうことわざはね、大きなごちそうが終わった後でも、まだ気を抜いちゃダメだよっていう意味だよ。
たとえばね、君が友達の家に遊びに行って、その友達がすごく美味しい料理をたくさん作ってくれたとしよう。でも、その後でその友達が「宿題を手伝ってほしいんだけど」とか「ゲームのアイテムを譲ってほしい」と頼んできたらどうだろう? それが「馳走終わらば油断すな」の意味なんだ。
つまり、誰かが何かをしてくれるときには、その人が何かを求めているかもしれないから、すぐに安心しないで、ちゃんと考えて行動することが大切だよ、っていう教えなんだよ。だから、「馳走終わらば油断すな」っていうことわざは、自分を守るための重要な教訓を教えてくれるんだね。
「馳走終わらば油断すな」の使い方
「馳走終わらば油断すな」の例文
- 馳走終わらば油断すなとか、只より高い物はないというから、おごってもらってラッキーとは思わない。
- 馳走終わらば油断すなというので、必ず割り勘にする。
- 人がおごってくれる時は、馳走終わらば油断すなっていうから喜んでばかりもいられない。
- 人に貸しは作りたくないし、馳走終わらば油断すなというのでおごってもらわない。
- 彼がおごってくれる時は、必ず僕に頼みがある時だ。馳走終わらば油断すなというけど、分かっていても彼からの誘いは断り切れない。