「手に万鈞を提げて而る後に多力見る」の意味(出典・語源由来)
【ことわざ】
手に万鈞を提げて而る後に多力見る
【読み方】
てにまんきんをさげてしかるのちにたりょくあらわる
【意味】
難しいことを処理してはじめて、その人の能力が分かる。
「鈞」は、重さの単位。一鈞は、三十斤。「万鈞」は、非常に重いこと。
あー、なるほどな。ちょっと難しい言葉やけど、要するに「大変なことをやり遂げたら、その人のすごさがわかる」ってことやな。
普通のときじゃわからんけど、ピンチの時にどう行動するかで、人の力が見えてくるんやな。真の力を見たいなら、ちょっとした難題を投げかけてみるのもええかもな!
【出典】
「劉氏新論」
人の能力は、実際に行ったことで評価されるべきということが述べられている。
【語源由来】一万鈞もの重さのものを持つことができて、はじめてその人が力持ちであることがわかるという意から。
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「手に万鈞を提げて而る後に多力見る」の解説
カンタン!解説
この言葉「手に万鈞を提げて而る後に多力見る」は、ちょっと難しいかもしれないけど、要するに「難しいことに取り組んでみないと、その人の本当の力や能力は分からないよ」という意味だよ。
「万鈞」っていうのは、すごく重いものを表していて、「提げる」は持ち上げるってこと。だからこのことわざは、すごく重いものを持ち上げるような大変なことをやってみないと、人の本当の力がどれだけあるのかはわからないってことを言っているんだよ。
例えばね、友達がすごく早く走れるかどうかは、本当に速く走らせてみないとわからないよね。また、自分がどれだけ高くジャンプできるかも、本気でジャンプしてみないと分からない。
同じように、人がどれだけ頭がいいのか、どれだけ頑張れるのかも、難しい問題や大変なことに挑戦してみないと、本当の力は分からないんだよ。
だから、自分の能力を試すためにも、難しいことに挑戦してみるのが大切だよ!
「手に万鈞を提げて而る後に多力見る」の使い方
この仕事は僕に任せてよ。
健太くんには任せられないなー。
手に万鈞を提げて而る後に多力見るっていうよ。僕に任せて、僕の実力を見てよ。
失敗は許されないんだけどな―。それだけ自信があるなら任せてもいいかなー。
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「手に万鈞を提げて而る後に多力見る」の例文
- 彼は自分の実力を自慢げに語っているが、手に万鈞を提げて而る後に多力見るというから本当のところは見ていないから分からない。
- 新人にも挑戦する機会を与えよう。手に万鈞を提げて而る後に多力見るっていうからね。僕たちがフォローすれば、大失敗はないだろう。
- やってみないと実力はわからない。手に万鈞を提げて而る後に多力見るというので、最初から「無理」とあきらめない方がいい。
- 手に万鈞を提げて而る後に多力見るように、能力試しのためにあえて難題を与える。
- 普段の生活を見ていても真価はわからないものだ。手に万鈞を提げて而る後に多力見るというように、何かを成し遂げて初めて、その人の真価を知る。
つまり、困難な状況でこそ人の真価が試される、ということなんだ。