「人の子の死んだより我が子の転けた」の意味(類義語)
【ことわざ】
人の子の死んだより我が子の転けた
【読み方】
ひとのこのしんだよりわがこのこけた
【意味】
人の世話を焼くより、まず自分の事をしっかりせよということ。
ほんなら、他人の大きな問題よりも、自分や自分の家族に起こった小さいことの方が心配になるってことやな。我が子がちょっと転んだだけで、ガッカリするけど、他人のことはそんなに気にならへんってことかいな。
そやな、これは自分のことや身近な人のことが一番大切やって、よう教えてくれてる言葉やな。自分の利益や家族の安全が最優先ってことやね。
【類義語】
・頭の上の蠅を追え
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「人の子の死んだより我が子の転けた」の解説
カンタン!解説
「人の子の死んだより我が子の転けた」っていうことわざはね、もし他人の子供がすごく大変なことになったとしても、自分の子供がちょっとしたことで怪我をしたりした方が、ずっと心配で、大切に思うっていう意味なんだよ。
例えばね、友達の家のペットが病気で大変な時よりも、自分のペットが少し風邪を引いただけで、もっと心配になるような感じだよ。自分のことや、自分の家族のことが一番大事って思うのは、みんなそうなんだよ。
このことわざは、人間って自分の身近な人や物のことを、他の人や物のことよりも重要に思うんだって教えてくれているんだね。だから、自分の子供がちょっと転んだだけのことでも、他の誰かが大きな問題に直面している時よりも、その転んだことをすごく心配したり、大事に思うことを言っているんだよ。
「人の子の死んだより我が子の転けた」の使い方
昨日、ニュースで見たけど、遠い国で大きな災害があって、たくさんの子どもたちが亡くなったらしいよ。
私のお母さんは、私が転んで膝をすりむいてしまって、心配で心配でそれどころじゃないみたい。
遠いところのことよりも、やっぱり自分の子どものことが一番気になるよね。
まさに人の子の死んだより我が子の転けたって言うじゃない? 自分の身近なことが、どんなに小さなことでも一番心配になるんだよね。
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「人の子の死んだより我が子の転けた」の例文
- 世界のどこかで大きな災害が起きても、母はいつも言う、人の子の死んだより我が子の転けたが心配と。
- ニュースで遠くの国の戦争について知ったが、その瞬間息子が転んで膝を擦りむいたとき、私は人の子の死んだより我が子の転けたを実感した。
- 社会問題に目を向けることは大切だが、自分の子どもが風邪をひいたら、そのことだけが全てに感じる。これこそ人の子の死んだより我が子の転けたの意味だ。
- 友人が言った、私たちの小さな悩みが些細に思えるかもしれないが、実際は「人の子の死んだより我が子の転けた」で、自分の身近なことが最も心配事なのだ。
- 地球の反対側で起こっている大事件よりも、我が家のペットが病気になったことがずっと気になる。人の子の死んだより我が子の転けた、この気持ちは誰にでもある。
自分の身近な人のこと、特に自分の子どものことがどんなに小さなことでも一番気になる、という人間の感情を表しているんだよ。