【ことわざ】
瓢箪から駒が出る
【読み方】
ひょうたんからこまがでる
【意味】
思わぬところから、思わぬものが出てくるというたとえ。
また、冗談半分のつもりだったことが、現実に起こること。
「駒」は、馬の意味
【語源・由来】
「上方いろはかるた」のひとつ。
「駒」とは、馬のこと。
瓢箪の狭い口から馬が出てくるというような、あり得ないことが起こるということから。
【類義語】
・嘘から出た実(うそからでたまこと)
・灰吹きから蛇が出る(はいふきからじゃがでる)
【英語訳】
Something entirely unexpected.
「いろはかるた」とは、いろは47文字に「京」を加えた48文字で作られたかるたのこと。
地域により異なる。
上方(京都)の他に、江戸、大阪、尾張などがある。
地域により異なる。
上方(京都)の他に、江戸、大阪、尾張などがある。
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「瓢箪から駒が出る」の使い方
ちょっと描いてみたマンガが、賞をもらうことになったよ。
健太くん、すごいわね。
面白半分で描いただけなのに、驚いたよ。
瓢箪から駒が出るとはこのことね。
「瓢箪から駒が出る」の例文
- 瓢箪から駒が出るということもあるから、諦めるのはまだ早い。
- 妹が歌手になるなんて、瓢箪から駒が出ることもあるものだ。
- 小説を書いたので、何気なく投稿したことで瓢箪から駒が出て映画化されることになった。
- 瓢箪から駒が出るというけれど、まさかこれほど大金が手に入るとは思わなかった。
- 咄嗟に思いついたアイディアを提案したら、瓢箪から駒が出て商品化されることになった。
不意に意外なことが起こるという意味で使うのは誤り。
「さっきの地震は瓢箪から駒が出たと思ったね。」
「瓢箪から駒が出るということもあるから、病気には気を付けなければいけないね。」などと使うのは誤り。
「さっきの地震は瓢箪から駒が出たと思ったね。」
「瓢箪から駒が出るということもあるから、病気には気を付けなければいけないね。」などと使うのは誤り。
まとめ
世の中には時として、想像もしていなかったような驚くべき出来事が起こることがあるのではないでしょうか。
始めからあきらめずに、瓢箪から駒が出ることもあると思い、挑戦してみてはいかがでしょうか。