「貧乏は達者の基」の意味(類義語)
【ことわざ】
貧乏は達者の基
【読み方】
びんぼうはたっしゃのもと
【意味】
貧しい生活をしていると、せっせと働き贅沢しないので健康を保てるということ。
そうやねんな。つまり、「お金がなくても、その分たくさん身体を使って働くから、体が丈夫になる」ということやな。貧乏だと色んな面で大変やけど、その大変さが逆に体を鍛え上げて、健康につながるっていう面もあるんや。
ハードな労働は体に負担もかかるけど、同時に体力もつくから、その点ではメリットがあるとも言えるね。人間、いろんな角度から物事を見ることが大切やね。
【類義語】
・貧乏は壮健の母
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「貧乏は達者の基」の解説
カンタン!解説
「貧乏は達者の基」ということわざは、貧乏な人は一生懸命に体を使って働くことが多いから、その結果として体が丈夫で健康になる、という意味があるんだよ。
このことわざは、お金がなくて大変な状況でも、その中で見つけられる良い側面を示しているんだね。たとえば、お金がないからといっても、それが理由で身体的に活動的になり、結果として健康を維持することができるということだよ。
具体的には、貧乏な人は自分で物事をやらなければならない場面が多く、それによって無意識のうちに体を鍛えていることが多いんだ。例えば、自分で畑を耕したり、物を運んだりすることで、日々の運動不足が解消され、結果として健康を保つことができるわけだね。だから、「貧乏は達者の基」という言葉は、困難な状況でもその中で見つけ出せるプラスの面を教えてくれることわざなんだよ。
「貧乏は達者の基」の使い方
ねえ、なんで毎日、自転車で学校まで来るの?バスを使わないの?
実は、家がちょっと貧乏で、バス代を節約してるんだ。でもね、貧乏は達者の基って言うじゃない?自転車で来るおかげで体が丈夫になって、いつも元気だよ。
へえ、そうなんだ。確かに毎日運動してると体にいいよね。私もたまには自転車で来てみようかな。
いいと思うよ!健康になれるし、楽しいと思うよ!
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「貧乏は達者の基」の例文
- 田中さんは決して裕福ではないが、彼の丈夫な体を見れば貧乏は達者の基の言葉が本当だとわかる。
- 農村部で育った彼女は、貧しい家庭の出身だが、その生活が彼女を鍛え、貧乏は達者の基の典型的な例と言えるだろう。
- 祖父はいつも貧乏は達者の基と言って、私たちがもっと身体を動かして働くように励ます。
- 彼は苦労して自分のビジネスを立ち上げたが、その過程で得た体力と健康は貧乏は達者の基ということわざを体現している。
- 学生時代、経済的に厳しい中でアルバイトを重ねたが、そのおかげで健康が維持でき、貧乏は達者の基を実感した。
このことわざは、貧困が困難である一方で、その状況が強い体力や耐久力を育成する側面を持つというポジティブな視点を提供しているね。