「濁酒も茶よりは勝る」の意味(語源由来)
【ことわざ】
濁酒も茶よりは勝る
【読み方】
だくしゅもちゃよりはまさる
【意味】
ないよりはましだということ。
「濁酒」は、にごり酒。どぶろく。
「濁酒も茶よりは勝る」ということわざは、たとえそれが完全に理想的でなくても、何もないよりはまし、という意味だよ。
ほんなら、「ないよりはまし」ってことかいな。
例えば、美味しい清酒がなくても、濁酒でもあった方が茶よりはいいやん。何もないよりは、ちょっとでもましやな。これは、ある程度の満足度を認める大切さを教えてくれてるわけやな。
【語源由来】
お茶を飲んでも酔わないが、安い酒でもどぶろくを飲めば酔い、酒を飲んだ気にもなるということ。
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「濁酒も茶よりは勝る」の解説
カンタン!解説
「濁酒も茶よりは勝る」っていうことわざは、完璧じゃないものでも何もないよりはマシっていう意味があるんだよ。
例えば、ご飯に最高のおかずがなくても、単純なものでもあれば食事になるよね。それと同じでにごり酒は透き通った清酒よりはちょっと質が落ちるけど、それでも飲めば酔えるから何も飲まないよりはまだ良いということを表しているんだ。
だからこのことわざは、「完璧じゃなくても、何もないよりはまだいい」ということを教えてくれているんだよ。何もないよりは、何かある方が良いんだよね。
「濁酒も茶よりは勝る」の使い方
誰か手伝ってくれないかな。
僕なら手が空いているよ。
健太くんか…。まあ、濁酒も茶よりは勝るというわね。
失礼な。手伝わないぞ。
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「濁酒も茶よりは勝る」の例文
- おかずになるものが納豆しかないが、濁酒も茶よりは勝る。あるだけましか。
- あのコンビニの珈琲の方が好きだけど、無いならB社ので仕方ない。濁酒も茶よりは勝るというから水道水を飲むよりいいだろう。
- ギョーザが食べたかったが売り切れていたので、濁酒も茶よりは勝ると材料が似ているシューマイにした。
- 料理中に酢を切らしていたことに気が付き、濁酒も茶よりは勝ると考えレモン汁で代用した。
- ジョーロがほしかったのに、無かったからとペットボトルの蓋に穴をあけた、健太くんお手製のジョーロもどきを持ってきた。濁酒も茶よりは勝るというから、まあいっか。