「太山を挟みて以て北海を越ゆ」の意味(出典)
【ことわざ】
太山を挟みて以て北海を越ゆ
【読み方】
たいざんをわきばさみてもってほっかいをこゆ
【意味】
とうてい不可能なこと。
これは、どんなに頑張ってもできないことは諦めないで、自分にできることに集中するべきってことを教えてくれてるんやな。
【出典】
「孟子」
「太山を挟みて以て北海を越ゆ」の解説
「太山を挟みて以て北海を越ゆ」っていうことわざはね、泰山という大きな山を挟んで北の海を越える、つまりめちゃくちゃ遠い場所に行くことのたとえなんだよ。
例えばね、学校から家までの道のりがすごく遠いとしたら、その道のりを歩くだけではなく、山や海を越えて行かなければいけないような大変なことを言っているんだよ。
「太山」っていうのは中国の泰山という有名な山で、「北海」は中国の渤海湾を指しているんだ。泰山は高くて大きい山で、渤海湾は広い海なんだよ。
このことわざは、人間の力ではとても不可能なことを表しているんだね。つまり、とても遠くて難しい目標や課題がある場合、それを達成するためには非常に困難なことを乗り越えなければいけないということを教えているんだよ。
自分の力だけではとてもできないような困難な目標に挑戦する場合、大きな努力や困難を乗り越える覚悟が必要なんだ。だから、このことわざは、人生で達成したい大きな目標や夢を持つことの難しさを教えてくれるんだね。
「太山を挟みて以て北海を越ゆ」の使い方
「太山を挟みて以て北海を越ゆ」の例文
- 健太くんがケンブリッジ大学に入学するのは、太山を挟みて以て北海を越ゆようなものだ。
- 黒部ダムは太山を挟みて以て北海を越ゆごとし、不可能な工事だと言われていた。
- そのアニメの実写化は太山を挟みて以て北海を越ゆと考えられたが、CG技術の進化で可能になった。
- 僕の力ではどんなに頑張っても、太山を挟みて以て北海を越ゆみたいなもので無理だ。
- 太山を挟みて以て北海を越ゆと囁かれていることを知り、悔しさをばねに努力した。
これは、人間の力では到底できない困難なことを指しているよ。