「船は帆まかせ帆は風まかせ」の意味(語源由来)
【ことわざ】
船は帆まかせ帆は風まかせ
【読み方】
ふねはほまかせほはかぜまかせ
【意味】
世の中は持ちつ持たれつ、お互いに助け合うことではじめてうまくいくということ。
へえ、それって「流れに身をまかせる」ってことやな!船が帆を使って、帆は風の力を借りて進むから、自然の力にすべてを任せるって感じやね。
これは、無理に事を進めようとせずに、状況に身を任せたら意外とスムーズに事が運ぶっていう教訓や。時には、ちょっと手を離してみるのも一つの方法やってことやな。
【語源由来】
帆掛け船は帆によって働くことができるし、帆は船がなくてはようをなさないことから。
【スポンサーリンク】
「船は帆まかせ帆は風まかせ」の解説
カンタン!解説
「船は帆まかせ帆は風まかせ」ということわざは、物事を自然の流れに任せることが時には最善の策であると教えてくれる言葉だよ。このことわざは、帆船が帆の力を借りて進むように、その帆も風の力によって動かされるという意味から来ているんだね。
たとえば、あまりにも事細かに計画を立てたり、コントロールしようとするとかえって物事がうまくいかない時があるよね。そういう時には、ちょっと手を離して、物事が自然に進むのを見守る方が良い結果につながることがあるんだ。
このことわざは、「成り行きに任せる」という考え方を示していて、何事も力ずくで解決しようとするのではなく、状況に応じて柔軟に対応することの重要性を教えてくれるよ。時には自然の流れや状況に身を任せることが、最良の選択となる場合もあるんだね。
「船は帆まかせ帆は風まかせ」の使い方
ああ、明日のプレゼンテーションの準備が全然進んでいないよ。もう時間がない!
健太くん、もしかしてあまりにも心配しすぎてる?たまには船は帆まかせ帆は風まかせっていうじゃない?今できることをやって、あとは成り行きに任せたらどうかな。
船は帆まかせ帆は風まかせか…。そうだね、準備はしたから、後はその場の流れで臨機応変に対応するしかないか。
そうそう!プレゼンは準備だけじゃなくて、聞いてる人の反応も大事だから、臨場感で動けるように少し余裕を持つのも大切だよ。
【スポンサーリンク】
「船は帆まかせ帆は風まかせ」の例文
- 今回のプロジェクトは、チームメンバーの能力を信じて、船は帆まかせ帆は風まかせにしてみることにした。
- 彼女は就職活動を始めたが、どの会社に入るかは船は帆まかせ帆は風まかせで決めるつもりだ。
- あのチームの戦略はいつも船は帆まかせ帆は風まかせだが、意外と成果を上げている。
- 私たちは新しい市場に進出する際、ある程度は船は帆まかせ帆は風まかせで臨機応変に対応する必要がある。
- 今回の旅行計画はあまり詳細に決めず、船は帆まかせ帆は風まかせで楽しむことにする。
これは、全てを自然の流れや成り行きに任せる状態を表していて、時には物事を無理にコントロールしようとせず、流れに身を任せた方がうまくいくという意味があるよ。