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【風する馬牛も相及ばず】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語)

風する馬牛も相及ばず

【ことわざ】

風する馬牛も相及ばず

【読み方】

ふうするばぎゅうもあいおよばず

【意味】

まったく関係がないこと。また、まったく関係がないという態度をとる。

【語源・由来】

「風する」は、発情した獣の雌雄が互いに相手を求める事を表しており、さかりのついた馬や牛の雌雄が互いに求めて呼び合っても、遠く離れていて会えないという事から。

【出典】

孔子の編纂と伝えられる歴史書『春秋』の代表的な注釈書『春秋左氏伝』 より、「風する馬牛も相及ばず(発情して互いを求め合う馬や牛の雄と雌でも、会えないほど遠く隔たっている)」という記述から。

【類義語】
・風馬牛

「風馬牛も相及ばず」と表すこともあります。

「風する馬牛も相及ばず」の使い方

健太
今日は急いで帰らなければいけないんだ。なんてったって、新作のゲームソフトの発売日だからね。
ともこ
いつにもまして、随分ウキウキしているわね。君は本当にゲームが好きだね。そのゲームソフトは面白いの?
健太
面白いも何も、僕がもっとも没頭しているゲームタイトルの新作だよ。評判もかなり高くてね、ゲーム好きにはたまらない一品だよ。
ともこ
そうなんだ。申し訳ないけれど、私はテレビゲームに興味がないから、その話を聞いたところで風する馬牛も相及ばずといったところだわ。

「風する馬牛も相及ばず」の例文

  1. 風する馬牛も相及ばずといわんばかりに、こちらがどんなに力説をしても彼は全く興味を示さない。
  2. これはチーム全体の問題なのだから、君のその風する馬牛も相及ばずといった態度は良くないよ。
  3. 君にとっては一大事かもしれないが、申し訳ないが僕にとっては風する馬牛も相及ばずといったところだよ。
  4. 彼は休養中でその時現場にいなかったので、その話を聞いても風する馬牛も相及ばずという態度を取るのも致し方ないだろう。
  5. どうせ面倒なことになってしまうから、やつらから何を言われても、風する馬牛も相及ばずという態度を貫いていた方が良いぞ。

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