「重箱に鍋蓋」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
重箱に鍋蓋
【読み方】
じゅうばこになべぶた
【意味】
うまくかみ合わないことのたとえ。
そういうことかいな。つまり、「重箱に鍋蓋を合わせるような、ちょっとズレた状況」ってことやな。全然違うものを無理やり組み合わせても、うまくいかへんってわけや。
物事にはそれぞれ合う合わんがあるから、無理に組み合わせたりせんと、ちゃんと合うものを選ぶべきやね。無理な組み合わせは、結局は何も良い結果を生まんということや。
【語源・由来】
四角い重箱に丸い鍋蓋は合わないことから。
【類義語】
・円鑿方枘
【スポンサーリンク】
「重箱に鍋蓋」の解説
カンタン!解説
「重箱に鍋蓋」ということわざは、物事がうまく合わない、バランスが取れていない状況を表すたとえ話だよ。四角い重箱に丸い鍋蓋を使うような、全く合っていない状況を想像してみてね。
たとえば、仕事で全然違うスタイルの人たちが一緒に働いていると、なかなかうまくいかないことがあるよね。それは、四角い重箱に合わない丸い蓋を使うようなもので、どうしても上手くフィットしないんだ。
このことわざは、物事にはそれぞれ合うものがあり、適切なマッチングが大事だってことを教えてくれているんだ。だから、何かを選ぶときや組み合わせるときは、それがうまく合うかどうかをよく考えることが大切なんだね。
「重箱に鍋蓋」の使い方
彼らの会話は重箱に鍋蓋のようで、うまくかみ合わないみたいだよ。
考え方が真逆だからね。
間に入った方が良いかな。
余計ややこし事になると思うわ。
【スポンサーリンク】
「重箱に鍋蓋」の例文
- 重箱に鍋蓋だったあの二人が、今ではよき相棒だ。
- ピッチャーとキャッチャーは重箱に鍋蓋だと、好成績が残せない。
- 外国育ちのともこちゃんと日本育ちの僕は、育った環境が違い過ぎて重箱に鍋蓋だ。
- 新任の校長先生と教頭先生が重箱に鍋蓋で、校内の雰囲気が悪くなる。
- 彼らはいわゆる重箱に鍋蓋だが、お互いの才能を認め合っているのであれはあれでうまくいっている。
重箱と鍋蓋は全く異なるもので、一緒に使うことが通常ではないため、この言葉は物事の不調和やずれを意味しているんだ。