「黒白を弁ぜず」の意味(類義語)
【ことわざ】
黒白を弁ぜず
【読み方】
こくびゃくをべんぜず
【意味】
物事の是非や善悪の見分けがつかないこと。
「黒白」は、「是と非」「正と邪」。
「黒白を弁ぜず」ということわざは、物事の善悪や正邪、是非などの明確な区別がつかない、あるいはその区別をしないことを示しているんだ。
ああ、それは、つまり、物事の良い点と悪い点、正しいか間違ってるか、そういうのをちゃんと見分けられへんってことやな。
すべてを同じように見てしまう、あるいは区別する力がないってことやね。ちゃんと物事の違いを見る目が必要やな。
【類義語】
・黒白を弁えず
・菽麦を弁ぜず
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「黒白を弁ぜず」の解説
カンタン!解説
「黒白を弁ぜず」っていうことわざは、物事のいいことと悪いこと、正しいことと間違っていることの区別がつかないって意味だよ。
例えばね、たとえば、友達がずるいことをして、それを普通のことのように思ってしまったり、逆にいいことをしてもそれを悪いことだと思っちゃうようなことを指すんだ。ちょうど、白いものも黒いものも、どっちがどっちかわからないような感じで、物事の違いがわからないっていうことを表しているんだよ。
「黒白」は「白」と「黒」のことで、これはよく対照的なもの、つまり全く違うものとして使われるよ。そして、「弁ぜず」は区別しない、分けられないという意味。だから、「黒白を弁ぜず」っていうのは、物の違い、いいことや悪いことの区別がつかないっていうことを言っているんだよ。
「黒白を弁ぜず」の使い方
両者の言い分を聞いたけど、黒白を弁ぜずだね。
白黒つけることができないわね。
白黒つけないとだめかな。
裁判だからね。
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「黒白を弁ぜず」の例文
- グレーゾーンで黒白を弁ぜずだから罰するのが難しい。
- 見識が浅いと黒白を弁ぜずとなる。いろんなことに触れいろんなことを学び、黒白つけることができるようになると良い。
- その人の主観で良い人の悪い人も入れ替わる。黒白を弁ぜずだ。
- 離婚裁判は難しい。好きで結婚したはずがお互いを罵り合い、黒白を弁ぜずだから当事者間で解決してほしい。
- 黒白を弁ぜずなので喧嘩両成敗にする。