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【光陰矢の如し】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

光陰矢の如し

「光陰矢の如し」の意味(語源由来・類義語)

意味

【ことわざ】
光陰矢の如し

【読み方】
こういんやのごとし

【意味】
月日はとどまることなく、早く過ぎてしまうということ。

ことわざ博士
「光陰矢の如し」ということわざは、時間がとても速く過ぎていくことを表すんだよ。

まるで矢が飛ぶように速く、時間が経つのが早いという意味だよ。

助手ねこ
あっという間に時間が過ぎていくのが「光陰矢の如し」やな。まるで弓から飛び出した矢のように、時間ってあっという間に過ぎていくんやな。

一瞬で時間が過ぎていくのを感じることもあるやろ?それをこのことわざは、ほんまにうまく表してるよな。

【語源由来】
「光」は日、「陰」は月の意味。「光陰」とは、年月のことをいう。放たれた矢のように、あっという間に月日が経ってしまうことから。

【類義語】
・月日に関守せきもりなし
・光陰に関守なし
・歳月人を待たず
・光陰流水の如し

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「光陰矢の如し」の解説

カンタン!解説
解説

「光陰矢の如し」ということわざはね、時間がとても早く過ぎていくことを表しているんだよ。

「光陰」っていうのは、光と陰、つまり日と月のことを意味していて、時間そのものを指すんだよ。「矢の如し」っていうのは、矢が飛んでいくようなすごい速さを表しているんだ。

たとえば、遊びたくても宿題が終わってなかったら、時間はあっという間に過ぎてしまって、すぐにお風呂の時間や寝る時間になってしまうよね。それと同じで、このことわざは時間がすごく早く過ぎていくことを教えてくれていて、だからこそ、大切な時間を無駄にしないようにしなければならないんだよ。

このことわざの元になったのは、中国の古い詩で、「光陰如箭」(光陰は矢のようだ)という表現が出てくるんだ。それが日本に伝わって、「光陰矢の如し」ということわざになったんだね。

「光陰矢の如し」の使い方

健太
昨日おばあちゃんの家に遊びに行ってきたんだ。
ともこ
健太くんのおばあちゃんは、お元気だったかしら?
健太
おばあちゃんはとても元気だったよ。おじいちゃんが亡くなってから、もう5年も経つなんて早いと話していたよ。
ともこ
光陰矢の如しね。
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「光陰矢の如し」の例文

例文
  1. 息子が家を出てから、もう10年も経つのか。光陰矢の如しだ。
  2. 光陰矢の如しというけれど、大学を卒業してからもう20年も経つのか。どうりでみんな年を取るわけだな。
  3. 同窓会を開くというので、まだ早いのではないかと思ったけれど、光陰矢の如し。卒業してから15年も経っていた。
  4. 留学してからもう3年経ったなんて、光陰矢の如しだ。
  5. 時が流れるのは本当に早いもので、あの事件からもう30年も経っているのか。光陰矢の如しだね。

【注意!】間違った例文

❌「あの車は時速300キロでるらしいよ。光陰矢の如しだね。」

この使い方は間違い。スピードが速いという意味で使うのは誤りなので、注意が必要。

「光陰矢の如し」を英語で言うと?

英語のことわざ

「光陰矢の如し」の英語表現をご紹介します。

※英語の声:音読さん

Time flies like an arrow.

  • 直訳:時は矢のごとく飛び行く。
  • 意味:月日が過ぎるのは矢のように速い。
  • 用語:arrow:矢
20世紀になってからアメリカで使われるようになった表現。

Time has wings.

  • 直訳:時間には羽が生えている。

「光陰矢の如し」の文学作品などの用例

今月ももうおしまいになった。早い。去年の一日と、今年の一日とはまるで、半分ほどの違いがある。陳腐な言葉ではあるが、光陰矢の如しうのは、ほんとうだ。(宮本百合子の日記より)


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