「寝る間が極楽」の意味(類義語)
【ことわざ】
寝る間が極楽
【読み方】
ねるまがごくらく
【意味】
睡眠中は現実から離れ、極楽にいるかのようだ。
「極楽」は、極楽浄土。阿弥陀仏のいる一切の苦しみを離れた安楽の世界。
「寝る間が極楽」という表現は、睡眠中に現実の悩みや苦しみを忘れることができる、その心地よさを表しているんだよ。
ほなら、寝てる間は現実の大変なことを全部忘れられて、ものすごく気持ちいいってことやな。
夜寝てるときには悩みも苦労もなくて、極楽みたいに心地よいってわけやね。寝てるときの安らぎって、本当に楽園みたいなもんやな。
【類義語】
・寝た間は仏
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「寝る間が極楽」の解説
カンタン!解説
「寝る間が極楽」という表現は、寝ている間は日常生活の心配事や苦労から解放され、極めて平和で幸せな状態にいるように感じるという意味を持っているんだ。このことわざは、睡眠がもたらす心の安らぎや休息の価値を強調しているんだよ。
日々の生活では、様々なストレスや問題に直面することが多い。仕事のプレッシャー、家庭の問題、健康の心配など、さまざまなことが心を悩ませることがある。しかし、「寝る間が極楽」という言葉は、睡眠中にはそうした心配事から一時的に逃れることができ、心が休まるということを表しているんだ。
たとえば、辛い一日の後にベッドに入り、深い眠りにつくことで、一時的にでも悩みやストレスを忘れて、心が安らぐ感覚を味わうことができるんだよ。
このことわざは、睡眠が精神的な安らぎやリフレッシュをもたらす重要な手段であることを教えてくれているんだね。それは、忙しい日々の中で、適切な休息と睡眠を取ることの重要性を思い出させてくれるんだよ。
「寝る間が極楽」の使い方
健太くん。いつまで寝ているの。
寝る間が極楽っていうでしょう?寝ている間は悩みから解放されるんだもん。あわよくば、寝ている間に問題が解決していて欲しい。
寝ている間に問題が解決していることは、ほとんどないわよ。
がーん。じゃあ、また寝る。
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「寝る間が極楽」の例文
- この世界は残酷だから、寝る間が極楽だ。寝ることだけが僕の癒し。
- 寝る間が極楽というのに、最近悪夢ばかりで寝ても覚めても苦しむ。
- 仕事の電話で起こされ、起きている間は戦いの連続だが、寝る間が極楽だ。
- 目が覚めている時はあれこれ考えてしまうが、寝る間が極楽というように睡眠中は何も考えなくて済む。
- 夫は毎日金のやり繰りに悩んでばかりで、寝る間が極楽とばかりに寝てばかり。