「竿の先の鈴」の意味(出典・語源由来・類義語)
【ことわざ】
竿の先の鈴
「竿の先に鈴」ともいう。
【読み方】
さおのさきのすず
【意味】
うるさいこと。よくしゃべること。
「竿の先の鈴」という言葉は、人がよく喋ることを指して使われることわざだよ。
竿の先に鈴がついてると、ちょっと動かすだけでジャラジャラ音がするやろ?それと同じで、ちょっとしたことですぐに話し始める人のことを言うんや。
おしゃべりな人をちょっとからかって使う表現やね。
【出典】
京都いろはがるたの一。
【語源・由来】
竿の先につけた鈴はよく揺れて鳴る意から。
【類義語】
・笹の葉に鈴
・雲雀の口に鳴子
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「竿の先の鈴」の解説
カンタン!解説
「竿の先の鈴」っていう言葉は、すごくおしゃべりな人のことを指しているんだよ。考えてみて、竿の先に鈴をつけたら、ちょっと動かすだけでガチャガチャと音がするよね。そんな風に、ちょっとしたことでもすぐにおしゃべりしちゃう人のことを言っているんだ。
例えば、クラスでいつも先生の話を遮っては自分の話を始めるようなおしゃべりな友達。そんな子を見て「あの子、まるで竿の先の鈴みたい!」って言うことができるよ。
「竿の先の鈴」の使い方
またご婦人方が立ち話をしているね。
まさに竿の先の鈴よね。
騒音測定したらすごい数値が出そうだ。毎日毎日、よく話題が尽きないものだ。
1万個の鈴を鳴らしているみたい。
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「竿の先の鈴」の例文
- ともこちゃんは竿の先の鈴なので、電話をすると長くなる。
- 選挙中は、駅前は街頭演説の議員たちで竿の先の鈴のようだった。
- 感染症蔓延で黙食が推奨され、竿の先の鈴のごとくさわがしかった給食の時間が静かになった。
- 彼は口から先に生まれてきたように多弁で、竿の先の鈴というやつだ。
- お笑い芸人が集まると、好き勝手しゃべり竿の先の鈴のようになるのだろうか。