「高飛車」の意味(語源由来)
【ことわざ】
高飛車
【読み方】
たかびしゃ
【意味】
相手に対して高圧的な態度をとること。有無を言わせず押さえつけるさま。
「高飛車」とは、自分が上位であるかのような高圧的な態度をとる行動を指すんだよ。また、そういう行動を示す人のことも言うんだ。
なるほど、つまり「相手を見下して強引に物事を進めるような態度」をとることやな。
または、そんな態度を示す人自体を指すんやな。自分より上の立場にいるかのように振舞うんやけど、それは周りに嫌われる原因にもなるんやろな。ほんまは互いに尊重し合うことが大事なんやな。
【語源由来】
将棋で、浮き飛車のこと。
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「高飛車」の解説
カンタン!解説
「高飛車」っていう言葉はね、自分を偉く見せて、他人に対して強気な態度を示すことを指すんだよ。言葉や態度で相手を見下したり命令するような感じさ。
例えば、クラスで一番の成績を取って「俺が一番賢いから、お前らは俺の言うことを聞け」とか言って、他の子に偉そうに命令するような人がいたら、その人がまさに「高飛車」なんだよ。
ちなみに、将棋の世界でも「高飛車」って言葉が使われるんだ。そっちはね、飛車(という駒)を前に出して攻撃的に動かす戦法を指すんだ。でも、ここで話している「高飛車」は、人の態度について使われる言葉なんだよね。
「高飛車」の使い方
彼女は自信家で高飛車だね。
自分が世界一だと思っているから、高圧的に出られるのよね。
親の権力があるしね。
実際、むかうところ敵なしよね。世界一かどうかはともかくとして…。
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「高飛車」の例文
- 高飛車な態度をとる彼が苦手で、あまり話をしたくない。
- 彼はいつも高飛車な物言いだからうんざりさせられる。
- 周りにちやほやされ過ぎた彼女は、高飛車で高慢だ。
- あまり人に対して高飛車に出ない方がいい。敵を増やすだけだ。
- 高飛車に叱りつけても、反省を促すことはできないだろう。冷静に叱った方がいい。
「高飛車」の文学作品などの用例
葉子はぽんと高飛車に出た。そしてにやりとしながらがっくりと顔を上向きにはねて、床の間の一蝶のひどい偽い物を見やっていた。(有島武郎の或る女より)