「寺から里」の意味(語源由来)
【ことわざ】
寺から里
【読み方】
てらからさと
【意味】
物事が逆であることのたとえ。
ああ、それは面白いわね。普通はこういう順番なのに、逆やってるんやな。
寺から檀家へプレゼントを送るなんて、ちょっと変わった事態やね。それが言いたいんやな。「ものごとが逆さまや!」って、驚きを表す言葉として使えるんやな。普通と違うことが起きたら、このことわざを使うと面白いねんな!
檀家から寺へ金品を贈るのがあたりまえなのに、寺から檀家へ贈り物をする意から。
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「寺から里」の解説
カンタン!解説
「寺から里」という言葉は、物事が普通とは逆のことが起きる様子を表しているんだよ。
昔の日本では、寺のお坊さんたちは、近くの町の人たち(檀家)からご飯や物をもらうのが普通だったんだ。それなのに、このことわざでは、逆に寺のお坊さんたちが町の人たちに物を贈ることを表しているのだから、とても変なことになるよね。
たとえば、子供が親にお小遣いをあげるなんて、普通は逆だよね?このような、普通とは逆の状況を表す言葉なんだよ。
このことわざは、普通とは逆のことが起きた時に、それがどれだけ珍しいか、変わったことかを感じさせる言葉として使うことができるんだね。
「寺から里」の使い方
これを食べきったら1万円もらえるんだって。
店に1万円払うなら分かるけど、寺から里ね。
お店は利益が出るのかな。
食べきれなかった人は1万円払わないといけないし、万が一もうからなくても宣伝費と思っているんじゃないかしら。
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「寺から里」の例文
- 弟子から学ぶとは、寺から里だ。
- 母の日は母に感謝する日なのに、母から「お母さんにしてくれてありがとう」と感謝されるとは、寺から里というやつだ。
- 社長が運転して社員を乗せていくなんて、普通に考えたら寺から里だろう。
- 僕がお伺いすべきところをわざわざ来てくださるなんて、寺から里で心苦しい。
- バスガイドが乗客にその土地の歴史を教わっていたが、寺から里だな。
つまり、物事が逆になっている、普通とは違うことを表しているんだよ。