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【夫婦喧嘩は犬も食わない】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

夫婦喧嘩は犬も食わない

「夫婦喧嘩は犬も食わない」の意味(語源由来・類義語・英語訳)

意味

【ことわざ】
夫婦喧嘩は犬も食わない

「夫婦喧嘩は犬も食わぬ」「夫婦喧嘩は犬も構わぬ」と表すこともあります。

【読み方】
ふうふげんかはいぬもくわない

【意味】
夫婦喧嘩の細かい内情は知りがたいし、すぐ仲直りするものだから、他人の口出しや仲裁は無用であるということ。

ことわざ博士
「夫婦喧嘩は犬も食わない」ということわざは、夫婦間の喧嘩は一時的なものだったり、ささいな原因から起こることが多いから、他人が深く関与したり心配することは必要ない、という意味があるんだよ。
助手ねこ
つまり、「夫婦の喧嘩は他人が口を挟むほどのことちゃう」ってことやな。

夫婦の間で起きる些細なことや、一時的な怒りは、他人が心配したり、仲裁しようとしたりするのはナンセンスやってことやな。これは、人の家庭のことには首を突っ込まないほうがええっていう教えやな。

【語源由来】
夫婦喧嘩の原因は、たいしたことのないことが多いので、何でも食う犬でさえそっぽを向くことから。

【類義語】
・痴話喧嘩は犬も食わぬ
・夫婦喧嘩と夏の蕎麦は犬も食わない
・夫婦喧嘩と夏の餅は犬も食わぬ

【英語訳】
・Nothing is so unsavory as lovers’ quarrel.
・Even a dog won’t involve itself in an argument between husband and wife.

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「夫婦喧嘩は犬も食わない」の解説

カンタン!解説
解説

「夫婦喧嘩は犬も食わない」っていう表現は、犬が普段なら何でも食べるという特性にちなんで使われるんだよ。

犬は基本的に雑食で、何でも食べるからね。だけど、「夫婦喧嘩は犬も食わない」っていう言葉が示すように、犬でも食べることができないもの、つまり喧嘩というのは、人間自身が関与するべきではないっていう意味なんだ。

つまり、このことわざは、「自分がとやかく言うことではない」、「余計なお世話」、「人の家庭の問題に口を出すな」などの意味を表しているんだよ。

昔の人々にとって、犬は家の中で最も身近な動物で、何でも食べる性質があったからこそ、「犬も食わない」なんて表現が生まれたんだと思われるよ。だから、「夫婦喧嘩は犬も食わない」っていう表現は、それほど深く関与すべきではないこと、または非常に酷い、醜い状況を示すために使われているんだね。

「夫婦喧嘩は犬も食わない」の使い方

ともこ
今日は随分と来るのが遅かったわね。お家で何かあったの?
健太
それが、お父さんとお母さんがまた朝から喧嘩をしててさ。喧嘩の仲裁をしてたんだよ。
ともこ
それは大変だったわね。まあでも喧嘩する程、仲が良いとはいうからね。
健太
それもそうだね。まあ夫婦喧嘩は犬も食わないというから、放っておけばまたすぐ仲良くなるんだろうけどね。
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「夫婦喧嘩は犬も食わない」の例文

例文
  1. 夫婦喧嘩は犬も食わないというから、彼らの言い争いは放っておけば良いと思う。
  2. 夫婦喧嘩は犬も食わないとはいえども、我々にとっては重大な問題だ。
  3. 夫婦喧嘩は犬も食わないんだから、誰かに相談してもしょうがない。
  4. 彼らが揉めていると聞いても、夫婦喧嘩は犬も食わないと関与しない方が良い。

【注意!】間違った例文

❌「夫婦喧嘩なんて本当にくだらない。夫婦喧嘩は犬も食わないというじゃないか。」

「夫婦喧嘩はくだらないことだ」という意で使うのは、本来の使い方ではないので注意が必要です。




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