「軽諾は必ず信寡し」の意味(出典)
【ことわざ】
軽諾は必ず信寡し
「軽く諾するものは必ず信寡し」ともいう。
【読み方】けいだくはかならずしんすくなし
【意味】
軽く物事を引き受けるものは信用ならないということ。
ああ、なるほどな。つまり、簡単に「わかった、やるわ」って言う人は、後で「あれ?約束のこと忘れてたわ」みたいになることがよくあるってことやな。
約束するときは、ちゃんと考えて、しっかりと守れるかどうか自分で判断する必要があるねんてな。軽はずみな約束は、後でトラブルのもとになりかねんから、注意しなあかんね。
【出典】
「老子」
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「軽諾は必ず信寡し」の解説
カンタン!解説
「軽諾は必ず信寡し」という言葉は、簡単に言うと、「簡単に約束をする人は、その約束を守らないことがよくあるから、あまり信じてはいけないよ」という意味だよ。
「軽諾」とは、すぐに「いいよ」「やるよ」と言ってしまうことを指していて、それを「安請け合い」とも言うんだ。一方、「寡信」は、その人のことを信じることができない、または信用が低いという意味があるよ。
だから、このことわざは、気軽に約束をする人は、実際にはその約束をしっかりと果たさないことが多い、と警告しているんだ。約束をするときは、ちゃんとできることだけを約束し、それを守るように努めるべきだと、この言葉は教えてくれているね。
「軽諾は必ず信寡し」の使い方
誰にも話さないでねって言ったら、彼は「わかったよ」と言ってたのに…。
軽諾は必ず信寡しよね。
彼は何でもかんでも「わかったよ。いいよ。了解」って言うもんね。
信用できない男ナンバーワンね。
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「軽諾は必ず信寡し」の例文
- 「大丈夫」と軽く引き受けるものに限って、軽諾は必ず信寡しで信用ならない。
- 軽諾は必ず信寡しで安請け合いする彼は信用されていない。
- 彼は約束を守らないことが多いが、軽諾は必ず信寡しとは本当だ。
- 軽諾は必ず信寡しな彼に一諾千金という言葉を教えてあげたい。
- 軽い気持ちで「OK」というと、思ったより難しく納期を守ることができなくなり、軽諾は必ず信寡しというように信用を失うことになる。
つまり、軽々しく約束をする人は、その約束を守る確率が低いと警戒しているんだ。