「賢路を妨ぐ」の意味(出典)
【ことわざ】
賢路を妨ぐ
【読み方】
けんろをさまたぐ
【意味】
無能のものが重要な地位にいるため、賢者の昇進が妨げられること。
上の人がちゃんと仕事できへんと、本当に賢い人たちがのぼりつめへんくなっちゃうんやな。これは、適材適所が大切ってことを教えてくれる言葉やな。
【出典】
「漢書」
「賢路を妨ぐ」の解説
「賢路を妨ぐ」という言葉は、ちょっと大変な状況を指しているんだよ。これは、あんまり仕事が得意じゃない人が、大切な仕事の位置にいるために、本当にその仕事ができるすごい人たちが、そのポジションに昇進するのが邪魔されてしまうことを言っているんだ。
例えば、サッカーチームで、あんまり上手じゃない選手がキャプテンになっていて、実際にはもっとすごい選手がキャプテンの位置にいるべきなのに、そのすごい選手がキャプテンになれないような状態を想像してみて。これが「賢路を妨ぐ」っていう状況だよ。
この言葉は、本当に能力のある人たちが、適切な場所や役職につくことが大切だってことを教えてくれるんだね。
「賢路を妨ぐ」の使い方
「賢路を妨ぐ」の例文
- 賢路を妨ぐのを防ぐため、年功序列や終身雇用をやめて能力がある人に道を拓く。
- パソコンの使い方も知らないのに、高い地位に居座り賢路を妨いでいる社員がたくさんいる。
- 年金の受給年齢が高くなり、会社に居座る社員が増え賢路を妨ぐ。
- 今の日本は高齢者が賢路を妨ぎ、若者の未来をつぶしている。
- 賢路を妨がないよう、年齢に関わらず能力に見合った地位を与える仕組みを作る。