「心の駒に手綱ゆるすな」の意味
【ことわざ】
心の駒に手綱ゆるすな
「引かれなば悪しき道にも入りぬべし」の下句。
【読み方】こころのこまにたづなゆるすな
【意味】
常に心を引き締めているべきだということ。
「心の駒」は、煩悩を奔馬にたとえたもの。
逸り狂う馬のように欲望に動かされやすい心を油断することなく制御せよという意。
ほぉ〜、それは、気を抜くと駒が暴れてしまうように、心も気を抜くといろんな過ちや失敗を犯してしまうってことやな。
心の中の気持ちや欲望を放っておくと、思わぬトラブルの原因になるかもしれへんから、常にしっかりと手綱を握って、正しい方向へ導かなアカンってわけやね。
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「心の駒に手綱ゆるすな」の解説
カンタン!解説
「心の駒に手綱ゆるすな」という言葉はね、自分の心や考え方をちゃんとコントロールしないと、間違ったことをしてしまうかもしれないから、いつも注意深く、しっかりと心を見守っていこうという意味なんだよ。
この言葉で「駒」というのは、馬を指していてね。馬は、もし手綱(馬をコントロールするための紐)をゆるめて放っておくと、どんどん勝手な方向に走ってしまうことがあるんだ。それを考えると、心も同じで、放っておくと間違った方向に進んでしまうことがあるんだよ。
だから、このことわざは、「自分の心や気持ちをうっかり放っておかないように、しっかりとコントロールしよう」と教えてくれるんだね。心の中の考えや感情を、ちゃんと正しい方向に導いていくことが大切だってことだよ。
「心の駒に手綱ゆるすな」の使い方
楽したいな。頑張りたくないな。
人間はイージーな方に行きたがるものだから、心の駒に手綱ゆるすなというわよ。
今、イージーな方に行こうとしていたね。
目標を持って、その道が険しくてもゴールにたどり着く努力をしないと、つまらない人生になるわよ。
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「心の駒に手綱ゆるすな」の例文
- 心のゆるみが失敗につながる。心の駒に手綱ゆるすな。
- 思春期はいろんなことに惑わされやすいから、心の駒に手綱ゆるすな。気を引き締めて学生の本分は勉強ということを忘れるな。
- 心の駒に手綱ゆるすなというが、心の制御ができるようになったらほぼほぼ悟ってる。
- 心が好き勝手動くと身を滅ぼすことになるので、心の駒に手綱ゆるすな。
- 心の駒に手綱ゆるすなと自分を戒め、心に支配されないようにする。
つまり、気を抜かず、常に注意深く、自分の心の動きや感情をしっかりコントロールしようという教えなんだ。