「小鳥を捕らえて大鳥を逃がす」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
小鳥を捕らえて大鳥を逃がす
【読み方】
ことりをとらえておおとりをにがす
【意味】
些事にかかわって大事を仕損じること。
「小鳥を捕らえて大鳥を逃がす」ということわざは、細かいことにこだわり過ぎて、本当に大切なことやチャンスを逃すことを指すよ。
小さなことに囚われて、本当に大切なことを見逃すなんて、もったいないな。
時にはステップバックして、全体を見渡すことが大切やと思うんや。
【語源・由来】
小鳥を捕まえている間に大鳥に逃げられる意から。
【類義語】
・木っ端を拾うて材木を流す
・雀脅して鶴失う
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「小鳥を捕らえて大鳥を逃がす」の解説
カンタン!解説
「小鳥を捕らえて大鳥を逃がす」っていうことわざは、小さなことばかりに目を向けて大切なことを見逃してしまうってことだよ。
たとえばね、お菓子を少しだけ食べたことでお母さんに叱られている間に、大事な宿題の提出日を忘れてしまった、みたいなことを指すんだ。小さな問題にばかり気を取られて、もっと大きな大切なことをうっかり見逃してしまうことを言ってるんだよ。
このことわざの背景には、本当に小鳥を捕まえようとしている間に、もっと大きくて価値のある鳥が飛び去ってしまった、という話があるんだ。だから、「小さいことに困って、大きなチャンスを失う」という意味で使われるんだね。
「小鳥を捕らえて大鳥を逃がす」の使い方
何を探しているの?
隠れキャラがこの辺にあるはずなんだ。
そのキャラクターなら、さっきそこを歩いていたわよ。小鳥を捕らえて大鳥を逃がすね。
握手したかった―。
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「小鳥を捕らえて大鳥を逃がす」の例文
- 投資はこまめに売買を繰り返すと、小鳥を捕らえて大鳥を逃がすことになる。
- 小鳥を捕らえて大鳥を逃がすことになっても、昔からの取引先を優先したい。
- 小さなこだわりを捨てれずにいたら、小鳥を捕らえて大鳥を逃がすように大きなチャンスを失った。
- ケチって貯金を優先するあまり、小鳥を捕らえて大鳥を逃がすみたいにマンションの買い時を逃した。
- ポイ活にこだわり過ぎると小鳥を捕らえて大鳥を逃がすことになるよ。ほどほどにね。