「酒を嗜む勿れ、狂薬にして佳味に非ず」の意味(出典)
【ことわざ】
酒を嗜む勿れ、狂薬にして佳味に非ず
【読み方】
さけをたしなむなかれ、きょうやくにしてかみにあらず
【意味】
飲酒をするなという戒め。
酒は人を狂わせ決しておいしいものではない。
「狂薬」は、飲めば気の狂う薬の意。酒の異名。
「酒を嗜む勿れ、狂薬にして佳味に非ず」という言葉は、酒を飲むことの危険性や問題点を警告するものだよ。
ああ、わかるわかる。つまり、「酒はおいしいと思って飲んでるけど、実は危ない薬みたいなもんやで!」って警告してるわけやな。人をおかしくさせる可能性があるから、気をつけて飲むか、飲まない方がええっていうことを伝えたいんやろな。
酒の魅力にはまる前に、ちゃんとそのリスクを知っとかなあかんってことやね。
【出典】
「小学」
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「酒を嗜む勿れ、狂薬にして佳味に非ず」の解説
カンタン!解説
「酒を嗜む勿れ、狂薬にして佳味に非ず」っていう言葉は、お酒を飲むな、って警告してる古い言葉なんだよ。このことわざは、お酒は人の頭を変にしてしまう危険なもので、おいしさのために飲むものじゃないって言ってるんだ。
「狂薬」ってのは、飲むと人の気が狂ってしまうような薬のこと。実は、お酒のことを指してるんだよ。だから、この言葉は、お酒は実は気を狂わせる薬のようなもので、おいしいと感じるための飲み物じゃない、って教えてくれてるんだね。
つまり、この言葉は、お酒の危険性をしっかりと理解して、飲むときは十分に気をつけるように、っていうメッセージが込められてるんだよ。
「酒を嗜む勿れ、狂薬にして佳味に非ず」の使い方
酒は百薬の長というのに、酒は百毒の長とか、酒を嗜む勿れ、狂薬にして佳味に非ずとかいうよね。
人間の体の構造は基本一緒だけど、内臓の強さは十人十色だから薬になる人がいれば毒になる人もいるわよ。
僕はどっちだろう。
健太くんは酒に溺れそうだから、酒の味を覚えない方が良いかもね。
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「酒を嗜む勿れ、狂薬にして佳味に非ず」の例文
- 二十歳になったら飲酒が可能になるが、酒を嗜む勿れ、狂薬にして佳味に非ずだからやめた方が良い。
- 父がアルコール依存症になり、母に酒を嗜む勿れ、狂薬にして佳味に非ずと教えられて育ったので酒は飲みません。
- 酒外れはせぬものといいますが、酒を嗜む勿れ、狂薬にして佳味に非ずともいうので、注がれても飲めません。
- 酒を嗜む勿れ、狂薬にして佳味に非ずというので酒を好まず炭酸飲料を好んでいたが、何と炭酸飲料も体に良くないとか。
- 酒をやめられなくて困っていたのですが、酒を嗜む勿れ、狂薬にして佳味に非ずと聞きやめることができました。