「小事に拘わりて大事を忘るな」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
小事に拘わりて大事を忘るな
【読み方】
しょうじにかかわりてだいじをわするな
【意味】
小さなことにこだわって本来の目的を忘れてはいけなという戒め。
目の前の小さなことに気を取られて、本来の目的を見失うことの危険性を警告してるんや。大局を見失わないように、目的や目標に集中することの重要性を教えてくれる言葉やね。細かいことに拘らず、もっと大きな視野で物事を考えることの大切さを示してるんや。全体の目標や重要な事柄に注意を払うことが大事やってことやな。
【類義語】
・小に因って大を失う
・大事の前の小事
・小を捨てて大に就く
【対義語】
・小事は大事
・小事を軽んずる勿れ
「小事に拘わりて大事を忘るな」の解説
「小事に拘わりて大事を忘るな」という言葉は、細かいことにこだわり過ぎて本当に重要な目的や大事なことを見失ってしまわないようにという戒めを含んでいるんだよ。この表現は、小さな詳細や些細な問題に過度に焦点を当てることで、より大きな目標や本質的な目的を忘れてしまうリスクを指摘しているんだね。
たとえば、プロジェクトや計画を進める際に、小さな問題点に囚われすぎて全体の目標や本来の目的を見失うことが「小事に拘わりて大事を忘る」の例と言えるよ。この言葉は、状況を広い視野で捉え、大局的な目標を忘れないようにすることの重要性を教えてくれているんだ。
「小事に拘わりて大事を忘るな」ということわざは、目先の小さな問題にとらわれず、全体の方向性や本質的な目的に集中することの大切さを示唆しているんだよ。細部に注意を払うことは大切だけど、それによって本来の目的を見失わないようにすることが、成功には欠かせないんだね。
「小事に拘わりて大事を忘るな」の使い方
「小事に拘わりて大事を忘るな」の例文
- 今は人命救助が最優先だから、小事に拘わりて大事を忘るな。瑣末なことは気にするな。
- 小事に拘わりて大事を忘るなというが、目先の些細なことにこだわって、本末転倒になってはいけない。
- 何故大学に入学したいのか、小事に拘わりて大事を忘るなというが、それを忘れなければ合格できる。
- 小さなことにこだわると小事に拘わりて大事を忘るなというように、大きなことを成し遂げることがかなわなくなる。
- 些細なことに執着して大事なことを身誤ってはいけない。小事に拘わりて大事を忘るなを戒めとす。
この言葉は、目的や目標に焦点を合わせ、大局を見失わないようにすることの重要性を教えているんだ。