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【正直貧乏横着栄耀】の意味と使い方や例文(類義語・対義語)

正直貧乏横着栄耀

「正直貧乏横着栄耀」の意味(類義語・対義語)

意味【ことわざ】
正直貧乏横着栄耀

【読み方】
しょうじきびんぼうおうちゃくえよう

「栄耀」は、「えいよう」とも読む。
【意味】
正直者は正直だから貧乏になり、図々しくずるい者が栄えること。世の中の矛盾をいう。
「横着」は、わがままでずうずうしいこと。ずるいこと。
ことわざ博士
「正直貧乏横着栄耀」という言葉は、正直者がその正直さのために貧しい生活を送る一方で、押しが強く、ずる賢い人々が成功して栄えるという現象を描写しているんだ。
助手ねこ
なるほどね。つまり、「正直な人は貧しく、ずる賢い人は栄える」ってことを表してるんやね。正直であることが経済的な成功をもたらさないことがある一方で、押しが強く、ずる賢い人が成功するという社会の不公平さを示してるんや。

正直さと経済的な成功の関係を問い直す言葉やね。道徳的な正しさが必ずしも報われるとは限らない、という現実を風刺してるんや。社会における道徳と成功の複雑な関係を示してる言葉やな。正直さと経済的な栄えの間の矛盾を考えさせる言葉や。

【類義語】
・正直者が馬鹿を見る
・正直は阿呆あほうの異名

【対義語】
・正直は一生の宝
・正直の頭に神宿る

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「正直貧乏横着栄耀」の解説

カンタン!解説
解説

「正直貧乏横着栄耀」という言葉は、正直な人はその正直さのために貧しい生活を送っている一方で、押しが強くずる賢い人が成功して栄えるという社会の皮肉を表しているんだよ。この表現は、社会における正直さと抜け目なさの報いの違いを示しているんだね。

この言葉は、正直な人がしばしば利益を得ることができず、困難な生活を強いられることがあることを指摘しているよ。一方で、強引で巧妙な手法を使う人が社会的に成功を収め、栄光を手にすることがあるという現実を表しているんだ。

たとえば、常に誠実で正直に振る舞う人が報われない一方で、横着な方法や巧みな戦略を使って自分の利益を追求する人が成功するという状況が「正直貧乏横着栄耀」という言葉で描かれることがあるよ。

「正直貧乏横着栄耀」ということわざは、社会における倫理観や価値観の複雑さを示していて、必ずしも正直さが報われるわけではないという現実を反映しているんだ。この言葉は、正直であることと成功することの間に存在する葛藤やジレンマを浮き彫りにしているんだね。

「正直貧乏横着栄耀」の使い方

健太
正直貧乏横着栄耀って真実だよね。
ともこ
不正をして政府や国民をだましている人が儲けているわね。
健太
こんな理不尽なことってあるだろうか。
ともこ
だからこそ正直者は、死後極楽に行って救われることになっているんでしょうね。
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「正直貧乏横着栄耀」の例文

例文
  1. あの米屋は、米をミックスして魚沼産コシヒカリと称して売って儲けているそうだ。正直貧乏横着栄耀とはこのことだ。
  2. 日本人は、勤勉で真面目にコツコツ働くのに生活が楽にならない。正直貧乏横着栄耀だ。
  3. 屁理屈をいって日本の領海で魚をとって儲ける隣国民に対して、真面目に領海を守り儲けられない日本人。正直貧乏横着栄耀では不正が横行することになってしまう。
  4. 正直貧乏横着栄耀で、悪いことをしたもの勝ちなこの世の中に喝を入れる。
  5. 豪邸を見るたびに悪いことをしたんだろうなと思う。正直貧乏横着栄耀で正直者の私は貧乏なままだ。

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