「社稷の臣」の意味(出典)
【ことわざ】
社稷の臣
【読み方】
しゃしょくのしん
【意味】
政府の重臣のこと。
えらい勇気がいるやろうし、そんな人おるんやったら、めっちゃ感謝やね。それに、そういう人がいるって思うと、なんか心強いわぁ。
【出典】
「論語」
「社稷の臣」の解説
「社稷の臣」という言葉はね、とても大切な人のことを言うんだ。これは、昔の中国の本に出てくる言葉で、「礼記」という本の「檀弓」という部分に書かれているんだよ。
国のためにすごく大切な仕事をする人を、社稷の臣って言うんだけど、社稷っていうのは、国の神様や国の大地を守るための場所のこと。つまり、国そのもののことを指しているんだね。
社稷の臣とは、国がピンチの時、つまり本当に困ったときに、その危険や困難を自分が引き受けて、国やみんなのために頑張る大臣やお偉いさんのことを言うんだ。この人たちは、国や人々が安全でいられるように、とっても大事な仕事をしているんだよ。例えば、国を守るために戦ったり、大変なときにみんなを助けたりすることが、社稷の臣の役割なんだね。
「社稷の臣」の使い方
「社稷の臣」の例文
- 社稷の臣だった明智光秀が織田信長を裏切り歴史的大事件となった。
- お雛様に飾られている右大臣と左大臣は、社稷の臣だ。
- 社稷の臣の失言は、総理の威信の危機にまで及ぶ。
- 組閣に当たって、社稷の臣候補の素行調査を念入りにする。
- 女性の社稷の臣のみならず、女性のトップが少ない。