「大木は倒れても地に付かず」の意味(語源由来)
【ことわざ】
大木は倒れても地に付かず
「大木は転べども地に付かず」ともいう。
【読み方】
たいぼくはたおれてもちにつかず
【意味】
勢いのある人は失敗しても見苦しい倒れ方をしないし、周囲に助けられ大打撃は受けない。また、落ちぶれても品位を損なわないということ。
「大木は倒れても地に付かず」は、とても強い人や影響力のある人は、たとえ困難に遭遇してもその勢いで完全に失敗することはないという意味があるんだよ。
それはつまり、すごい人は、たとえつまずいたとしても、それをきちんとカバーする力があるんやな。
そして失敗しても、その態度や品格を失わへんということやな。強さとはそういうことなんやね。
【語源由来】
大木は倒れても枝葉が生い茂っているため、幹が地面につかないという意から。
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「大木は倒れても地に付かず」の解説
カンタン!解説
「大木は倒れても地に付かず」ということわざは、大きな木が倒れてもその幹が地につかず、枝葉が茂っている様子を表現しているよ。これは、大きな力や影響力を持つ人や組織が失敗や挫折を経験しても、すぐには完全に衰えず、再起する余力を持っているという意味合いがあるんだ。
大木が倒れても地につかず、枝葉が茂っている様子からは、その存在感や力強さがまだ残っており、再び成長や復活する可能性があることを示唆しているんだ。同様に、大勢力のある人や組織も、一時的な挫折や失敗に直面しても、その影響力や資源を活かして再起する余地があると言えるよ。
このことわざは、失敗や困難に直面した際に、落ち込むのではなく、余力や潜在能力を持って立ち上がり、再挑戦することの重要性を教えてくれるんだ。大木のように、倒れても枝葉が茂るように、困難を乗り越えて成長し、再び力強く立ち上がることができるんだよね。
「大木は倒れても地に付かず」の使い方
大木は倒れても地に付かずっていうけど、あの大企業は倒産を免れたわね。
政府が助けたからね。
中小企業以下の企業は助けないのにずるいわよね。
大勢力は無視できないんだよね。
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「大木は倒れても地に付かず」の例文
- 経営が傾いても老舗の誇りは失わない。まさに大木は倒れても地に付かずだ。
- 人気俳優は逮捕されても、スキャンダルが世に出ても、大木は倒れても地に付かずのごとく再起する。
- 彼は、負けても膝を地面に付けることはしないだろう。大木は倒れても地に付かずというように、無様なことはしない。
- 勢いのある人は、大木は倒れても地に付かずのように周囲の人が助けてくれるものだから、それを当たり前と思い込み、最終的に大失敗することがある。
- 転落人生でも大木は倒れても地に付かず、プライドは捨てない。