【ことわざ】
男女七歳にして席を同じうせず
【読み方】
だんじょしちさいにしてせきをおなじうせず
【意味】
男女は七歳になったら同じ席には座ってはいけない。男女の区別を幼い時から厳しくすべきだというたとえ。「席」はむしろ・ござの意味。
【語源・由来】
男女をみだりになれ親しませないという、儒教の考え方。
【出典】
礼記
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「男女七歳にして席を同じうせず」の使い方
ともこちゃん。もう僕になれなれしく話しかけないでくれる?男女七歳にして席を同じうせずっていうでしょう?
何を今さら・・・。とっくの昔に七歳は過ぎ去っているじゃないの。しかも健太くんは弱くて頼りないから、あんまり男の子って感じがしないわ。
弱いだなんて、失礼だよ。僕は空手で鍛えているんだからね!
口喧嘩で私に勝てるようになったら、ちゃんと話を聞くことにするわ。
「男女七歳にして席を同じうせず」の例文
- 男女七歳にして席を同じうせず、男らしく女らしく育てよと祖父は考えていた。
- 男女七歳にして席を同じうせずって、古い感覚のような気がするけれど、今でも男女別学の学校は沢山あるよね。
- 男女七歳にして席を同じうせず、七歳までは家族一緒に寝ていたが、今はばらばらに寝ている。
- 男女七歳にして席を同じうせず、その教えを守らず、男の子と野山を駆け回った私は、男っぽく育ったが、後悔はない。
- 男女七歳にして席を同じうせず、小学校に入ったら健太くんに「ともこさん」と呼ばれて衝撃を受けた。
- 男女七歳にして席を同じうせず、入学してから健太くんが急によそよそしくなった。