「鷹の前の雀」の意味(類義語)
【ことわざ】
鷹の前の雀
【読み方】
たかのまえのすずめ
【意味】
鷹ににらまれて身動きできずふるえる雀のように、恐怖で体がすくみ手も足も出ないようす。
「鷹の前の雀」ということわざは、自分よりはるかに強大な存在の前では、どう行動すればいいか分からなくなってしまうという状況を表しているんだよ。
つまり、「強い相手の前では、自分は弱い雀のように何も出来へん」ってことやな。
強い敵の前では、自分がどうしようもないと感じることがあるんやな。これは、自分の位置を理解し相手を見くびったりせんと、ちゃんと戦略を立てることの大切さを教えてくれてるんやな。
【類義語】
・蛇に睨まれた蛙
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「鷹の前の雀」の解説
カンタン!解説
「鷹の前の雀」っていうことわざは、すごく怖いものや強いものの前に立たされた時に、恐怖で身がすくんで何もできなくなる状況を表しているんだよ。
鷹っていうのは、猛禽類の一つで、狩りの上手な強い鳥なんだ。それに対して雀は小さな鳥で、鷹にとっては獲物になりうる存在。だから、雀が鷹の前にいたら、怖さで身がすくんで動けなくなっちゃうんだよね。
このことわざは、たとえば強い敵や上司、先生などに怖くて何も言えなくなってしまう、やるべきことがあっても怖くて手が出せない、といった状況を表現するのに使われるんだよ。大きなプレッシャーや恐怖感に圧倒されて、何もできなくなってしまうという意味だね。
「鷹の前の雀」の使い方
健太くん面接の練習をしましょう。
ええーっ。練習は結構だよ。ともこちゃん相手だと鷹の前の雀になってしまうよ。
面接官より私の方が怖いって言うの。
そうやってすぐ怒るから。
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「鷹の前の雀」の例文
- 僕にはどうにもできない。まさに鷹の前の雀だ。
- あの人の前に出ると鷹の前の雀になってしまう。すごく苦手なんだ。
- 前世で因縁でもあるのか、彼のそばに寄ると鷹の前の雀のように縮み上がってしまう。
- 刑事は強面の人が多く、悪いことをしたわけでもないのに鷹の前の雀のごとく身がすくんでしまうんだ。
- いつもは強気な健太くんだが、師匠の前だと鷹の前の雀だ。