「杖に縋るとも人に縋るな」の意味
【ことわざ】
杖に縋るとも人に縋るな
【読み方】
つえにすがるともひとにすがるな
【意味】
安易に人の助けや好意をあてにしてはいけないという戒め。
「杖に縋るとも人に縋るな」ということわざは、あまりにも安易に他人の助けを当てにすることの危険性を警告しているんだよ。
あーなるほど。つまり、「人を頼りすぎてはいかん」ってことやな。
杖に頼る分にはいいけど、人に頼るとはっきり言ってしまうと、それはちょっと危険やな。なんでも自分で解決しようとする姿勢が大切やと、このことわざは教えてくれてるわけやな。
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「杖に縋るとも人に縋るな」の解説
カンタン!解説
「杖に縋るとも人に縋るな」っていうことわざはね、他人に頼るよりも自分自身の力で何とかしようとするっていう意味だよ。
たとえばね、困った時や難しい問題があった時に、すぐに他人に助けを求めるんじゃなくて、まずは自分で考えてみる、自分で解決策を探すっていう姿勢を示しているんだよ。
「杖に縋る」は、杖に頼って歩く、つまり自分の力で立つことを表していて、「人に縋る」は他人の助けを求めることを表しているんだよ。だから、「杖に縋るとも人に縋るな」っていうことわざは、「自分の力で何とかしようとする姿勢が大切だよ」って教えてくれるんだね。
「杖に縋るとも人に縋るな」の使い方
ともこちゃん。今年も夏休みの宿題を手伝ってくれるよね。
杖に縋るとも人に縋るなっていうわよ。手伝ってもらうのが当たり前みたいに言わないで。
ともこちゃんしか頼れる人がいないんだ。
最後に頼れるのは自分だけよ。
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「杖に縋るとも人に縋るな」の例文
- 人に借りを作らず生きた方がいいから、常に杖に縋るとも人に縋るなと自分を戒める。
- 代返ばかり頼んで講義に出席していないようだが、杖に縋るとも人に縋るな。後で痛い目を見るぞ。
- 杖に縋るとも人に縋るなというが、杖に縋ってでも自分の足で自分の力で歩くべきだ。
- 人の力に頼るようになると、いざという時自力で対処できなくなるから、杖に縋るとも人に縋るな。
- 猫の手も借りたい状況だが、杖に縋るとも人に縋るなというから、人の手を借りない。