「鶴九皐に鳴き声天に聞こゆ」の意味(語源由来・出典)
【ことわざ】
鶴九皐に鳴き声天に聞こゆ
つるきゅうこうになきこえてんにきこゆ
【意味】
優れた人は身を隠していても、自ずと名声が世に知られるということ。
隠れてても、ちゃんと評価されるんやね。鶴のように美しい声が天まで届くように、ええ人はどこにいてもその良さが知られるんやな。こりゃあ、ほんまに深いことわざや!
【語源由来】
鶴は人里離れた奥深い沢で鳴いても、声が天にまで聞こえることから。
【出典】
「詩経」
「鶴九皐に鳴き声天に聞こゆ」の解説
「鶴九皐に鳴き声天に聞こゆ」っていうことわざはね、とっても深い山の中や奥深い沢で、鶴が鳴く声が天まで聞こえるっていうことから来ているんだよ。
このことわざの意味は、たとえどんなに隠れたところにいても、すごい才能や能力がある人は、その才能が自然と人々に知られるようになるっていうことなんだ。
例えばね、クラスでとっても絵が上手な子がいて、ひっそりと描いているだけなのに、その絵がとても素敵だとみんなが知るようになることがあるよね。その子の絵の才能は、鶴の鳴き声のように、自然とみんなに伝わっていくんだ。
だから、自分の得意なことを一生懸命やっていると、その努力はきっと誰かに認められる時が来るんだよ。それがこのことわざで教えてくれる大切なことなんだね。
「鶴九皐に鳴き声天に聞こゆ」の使い方
「鶴九皐に鳴き声天に聞こゆ」の例文
- ともこちゃんは注目されるのが嫌いらしいが、鶴九皐に鳴き声天に聞こゆというから世間の注目は避けられないものだろう。
- 彼女の名声は世界のはてまで轟き、まさに鶴九皐に鳴き声天に聞こゆ。
- インスタでアピールしなくても、天才なら鶴九皐に鳴き声天に聞こゆというように、世間の人たちが君の才能に気付く。
- 彼はその才能を世間に隠していたかったようだが、鶴九皐に鳴き声天に聞こゆように知れ渡っていった。
- 嚢中の錐のように、鶴九皐に鳴き声天に聞こゆ。隠しても彼の名声は世界中を駆け巡る。