「角を折る」の意味(語源由来)
【ことわざ】
角を折る
【読み方】
つのをおる
【意味】
高慢な態度をとったり、強情を張るのをやめて人の言うことにすなおに従うこと。
「角を折る」ってのは、自分の高慢さや固い頭を柔らかくする、つまり自分の意固地さを改めることを言うんやな。
自分が100%正しいわけではないと認め、素直に他人の意見を受け入れることの大切さを教えてくれてるわけや。
【語源由来】
人に突きかかる感情を角にたとえ、それを折ることから。
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「角を折る」の解説
カンタン!解説
「角を折る」っていうことわざはね、人が自慢っぽい態度を改めたり、頑固な意見をやめて、素直になるっていう意味だよ。
角っていうのは、ここでは固い意見や高慢な態度を象徴していて、それを折る、つまり捨てることで、人は素直になれるんだ。
例えば、自分が絶対に正しいと信じていて、他の人の意見を聞こうとしない人がいたとしよう。でもその人が自分の考えが間違っていたと気づいて、自分の考えを改める、それが「角を折る」ってことだよ。自分の固い意見や態度を捨てて、素直になること。それが「角を折る」っていうことわざの意味なんだよ。
「角を折る」の使い方
あの頑固者が角を折るとはね。
私が説得したの。
彼を説得するなんて、ともこちゃんはすごいね。
ちょっとした弱みを握ったのよ。
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「角を折る」の例文
- 絶対にこの土地は売らないと決めていたが、角を折って、交渉の席につく。
- 我を通したいが、裏切者が続出し少数派になった今、角を折るしかないじゃないか。
- 高慢な彼の角を折って、ギャフンといわせてやりたい。
- リニア開通に反対していたが、角を折ることにしたようだ。
- 人の意見に耳を傾け、角を折ることも大事だ。
高慢な態度や我を通そうとする行動を改めることを示しているんだ。