「亭主三杯客一杯」の意味(類義語)
【ことわざ】
亭主三杯客一杯
【読み方】
ていしゅさんばいきゃくいっぱい
【意味】
客に酒をふるまうとき、遠慮させないよう主人が客より多く飲むこと。また、客をだしにして飲むこと。
ほんなら、主人が客よりもたくさん飲んで、客に「遠慮せずにどうぞ」と言うんやな。でも実際には、主人自身も楽しんでるんやろ?
客を楽しませるついでに自分も楽しむってことやね。うまいことやな、主人が楽しい気持ちをみんなに伝えるための方法やな。自分も楽しみつつ、人を喜ばせる、そんな良い心がけを教えてくれてるんやろな。
【類義語】
・亭主八杯客三杯
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「亭主三杯客一杯」の解説
カンタン!解説
「亭主三杯客一杯」っていうことわざはね、たとえばお父さんがお友達を家に招いて、お酒を飲む時のことを言っているんだよ。
この言葉で言う「亭主」はお父さん(または主人)で、「客」はお友達や来客のことを指すんだ。このことわざでは、お父さんがお友達よりもたくさんお酒を飲む様子を表しているんだよ。
でも、なんでそんなにたくさん飲むのかというと、お友達が遠慮しないように、あえて自分がたくさん飲んで「どんどん飲んでいいよ!」っていう雰囲気を作っているからなんだ。
このことわざから学べることは、人をおもてなしする時には、相手が遠慮せずに楽しんでくれるように、自分も積極的に参加することが大切だということだね。でも、大人になるまでお酒は飲んじゃだめだから、お友達が遊びに来た時に、ゲームをたくさん一緒にして楽しんでくれるようにする、みたいなことを考えるといいかもね!
「亭主三杯客一杯」の使い方
父さんがハイペースで酒を飲んでいるよ。
亭主三杯客一杯っていうもんね。
客に遠慮させないためって言ったって、あれじゃあ飲み過ぎだよ。
客より先に酔いつぶれそうね。
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「亭主三杯客一杯」の例文
- 亭主三杯客一杯というから、いつもの1.5倍は飲まないとな。
- 自分が飲みたいだけなのに、亭主三杯客一杯といって客をだしにして酒を飲んでいる。
- 主がたくさん飲めば、客も遠慮せず飲めるというもの。亭主三杯客一杯だから、どんどん酒を持ってこい。
- 客が遠慮して、ちびちび酒を飲んでいるじゃないか。亭主三杯客一杯というから、ここは主である私が飲んでみせないといけないな。
- 亭主三杯客一杯というが、彼は「本当は飲みたくないんだけど、客のために仕方ないよね」と客を言い訳に酒を飲んでいる。
また、客のためと言いつつ、自分も楽しむことを表現しているんだよ。