「河豚にも中れば鯛にも中る」の意味(語源由来)
【ことわざ】
河豚にも中れば鯛にも中る
【読み方】
ふぐにもあたればたいにもあたる
【意味】
運の悪い時には、安全であるはずのものでも害になることがあるというたとえ。毒のある河豚は中毒の危険があるが、毒のない鯛でも害になることもあるということ。
なるほど、つまり運が悪いときは、安全やと思ってたことでもピンチになるってことかい。
河豚ならまだしも、鯛みたいに安心して食べるもんでもアカンことがあるってわけやね。運が悪いときは何事も慎重にならなあかんってことやな。
【語源由来】
毒があるふぐだけでなく、毒がない鯛でも中毒になることがあるということから。
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「河豚にも中れば鯛にも中る」の解説
カンタン!解説
「河豚にも中れば鯛にも中る」ということわざは、たとえ普段は安全だと思われるものでも、運が悪いときは何でも危険になり得るという意味があるんだよ。
河豚はね、毒を持っていて食べるときにはすごく注意が必要な魚だけど、鯛は普段は全く毒がなくて安全に食べられる魚だよね。でも、このことわざでは、運が悪いと鯛でさえも何らかの害があるかもしれないって言っているの。
たとえば、サッカーボールが普段は楽しく遊ぶためのものだけど、運が悪くて転んでしまったときには、サッカーボールが原因でけがをすることもあるよね。それと同じで、運が悪い時には、普段は安全だと思っているものでも注意が必要ってことを教えてくれているんだ。
「河豚にも中れば鯛にも中る」の使い方
試験前にいつもよく寝るのに、昨日は何故か全然眠れなかったんだ。
不運だったね。普段の安全策も今回はうまくいかなかったみたい。
本当にそうだね。河豚にも中れば鯛にも中るって言葉がぴったりだ。普段安全だと思ってることでも、運が悪いとダメになることがあるんだな。
確かにそうだね。いつもの方法でもたまには裏目に出ることがあるから、予備の計画も持っておくといいかもね。
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「河豚にも中れば鯛にも中る」の例文
- 彼は運転が上手で事故の心配はないと思われていたが、河豚にも中れば鯛にも中る、まさかの交通違反で免許停止になった。
- 普段は健康に気を使っている彼女だが、河豚にも中れば鯛にも中る、健康食品から食中毒を起こすとは思わなかった。
- 投資に慎重なAさんも、河豚にも中れば鯛にも中る、信頼していた企業の株で大損をしてしまった。
- あの安全なはずの地域でさえ洪水が発生したのは、河豚にも中れば鯛にも中る、何が起こるか分からないものだ。
- 信頼できるはずの新しい技術も、河豚にも中れば鯛にも中る、思わぬトラブルを引き起こしてしまうことがある。
通常、河豚は毒があるから危険だけど、運が悪ければ、毒がない鯛でも何らかの害が生じることがあるんだ。