「醍醐味」の意味(出典)
【ことわざ】
醍醐味
【読み方】
だいごみ
【意味】
仏陀の最高の教え。物事の本当のおもしろさ。最も深い味わい。
「醍醐味」という言葉は、仏陀の教えである最上で真実の味わいや、物事の本当のおもしろさを表しているんだ。
おお、それは「醍醐味」という言葉やな。これは仏陀の最高の教えや、物事の本当のおもしろさや味わいを表してるんや。
何かを深く感じたり、真実の喜びを味わったりすることのことやな。
【出典】
「涅槃経」
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「醍醐味」の解説
カンタン!解説
「醍醐味」ということわざはね、物事の本当のおもしろさや深い味わいを表す言葉なんだよ。
例えばね、おいしいケーキを食べる時、その美味しさや香り、食感を楽しむことができるでしょう。それが「醍醐味」なんだよ。
元々は仏教の言葉で、仏陀の真実の教えを指して使われていたんだ。醍醐というのは乳製品の一種で、牛の乳から作られるんだ。涅槃経という仏教の経典には、「牛の乳から酪ができ、酪からは生酥が、生酥からは熟酥が、熟酥から醍醐ができる。醍醐が最上で、あらゆる病気に効く」と書かれているんだよ。
この経典では、醍醐が最高のものであり、あらゆる病気に効くとされているんだ。そして、「このお経も醍醐のようなものだ」と述べているんだよ。
それが後に、「醍醐味」という言葉が広まり、ものごとの本当のおもしろさや深い味わいを指すようになったんだ。
だから、「醍醐味」という言葉は、物事の本質的な魅力や楽しさを表す言葉なんだよ。何かを深く味わいたい時や、本当に楽しいと思える瞬間を表現するのに使われることが多いんだ。
「醍醐味」の使い方
旅行したら、その土地のスーパーに行くんだ。
それが旅行の醍醐味よね。
スーパーに行けば飾らない本当のご当地グルメがあるんだ。
わかるー。ご当地パンやご当地野菜や、ご当地総菜が手に入って楽しいわよね。
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「醍醐味」の例文
- 主人公に感情移入してその世界の住人になった気分になれるのが、読書の醍醐味だ。
- 非日常を楽しむのがキャンプの醍醐味なんだ。
- お客様の喜ぶ顔を直に見れることが、接客の醍醐味です。
- 醍醐味を知ると、もうこの世界から離れることはできない。
- ゾーンに入ったときの快感がスポーツの醍醐味といえる。
「醍醐味」の文学作品などの用例
静寂といおうか、閑雅といおうか、釣りの醍醐味をしみじみと堪能するに、寒鮒釣を措いて他に釣趣を求め得られないであろう。(佐藤垢石の寒鮒より)