【ことわざ】
叩けば埃が出る
【読み方】
たたけばほこりがでる
【意味】
どんなことでも細かく調べれば、欠点や弱点が一つや二つ出てくるというたとえ。
【語源・由来】
埃は目には見えないが、叩けば出てくることから、表面上はうまく取り繕っていても、よく調べると不正が出てくるということ。
【類義語】
・叩けば埃が立つ(たたけばほこりがたつ)
・新しい畳でも叩けばごみが出る(あたらしいたたみでもたたけばごみがでる)
・垢はこするほど出る(あかはこするほどでる)
【対義語】
–
【英語訳】
Every man has his weak side.
Many without punishment, but none without fault.
「叩けば埃が出る」の使い方

この事件の犯人は、きっと彼らの中にいると思うんだ。

だけど、花瓶が割れた時には、みんなアリバイがあるのよね。

そこが怪しいと思っているんだ。もっと調べたらきっとなにか証拠が出てくると思うよ。

叩けば埃が出るというものね。
「叩けば埃が出る」の例文
- この件に関しては、きっと叩けば埃が出るだろう。
- これから証拠を探すことになるけれど、叩けば埃が出ることは間違いない。
- 彼はなにも欠点がないと思われているけれど、叩けば埃が出ると思う。
- 彼女のことを調べると、叩けば埃が出るというように、次々に事実が発覚した。
- あの男は叩けば埃が出るに違いない。
良い結果がでるという意味で使うのは誤りなので、注意が必要。
「叩けば埃が出るというように、きっと彼にも長所があるはずだ。」
などと使うのは誤り。
「叩けば埃が出るというように、きっと彼にも長所があるはずだ。」
などと使うのは誤り。
まとめ
どれほど完璧に見える人や、完璧だと思う計画でも、叩けば埃が出るということがあるのではないでしょうか。
細かく調べて、欠点や弱点が出たとしても、それを改善できると良いですね。
また、悪事などを働き隠すようなことをせずに、誠実に暮らしていきたいものですね。