「弟子は師匠の半減」の意味(語源由来・類義語・対義語)
【ことわざ】
弟子は師匠の半減
「弟子は師匠の半分」ともいう。
【読み方】でしはししょうのはんげん
【意味】
弟子が師匠を越えるのは難しいということ。
なるほどなぁ。つまり、師匠から学んだことや技を、そんくらい簡単に超えられるわけがないってことやな。
師匠ってのは立派なもんやから、弟子が簡単に超えるわけないんや。でも、それができたら、それはそれで立派なことやな。でも、簡単にはいかんのやね。
【語源由来】
弟子の学力や技術がどれだけすごくても師匠の半分くらいだという意から。
【類義語】
・弟子賢しとも師の半学に如かず
【対義語】
・青は藍より出でて藍より青し
・出藍の誉れ
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「弟子は師匠の半減」の解説
カンタン!解説
もちろん、その言葉についても説明するよ!それは「弟子が師匠を越えるのは難しい」という意味だね。
この言葉は、教えてもらう人、つまり弟子が、教える人、つまり師匠よりも上手になる、または賢くなるのはとても難しいということを言っているんだ。
例えば、野球を教えてもらっている子供がいるとしよう。その子供がコーチ(師匠)よりも上手になるのは、すごく時間がかかるし、難しいことだよね。コーチは長い間練習して、経験を積んでいるから、その技術や知識を超えるのは容易ではないんだ。
この言葉は、自分が学んでいることに対して、尊敬している人や先生の力を理解し、自分の努力や時間を大切にすることの大切さを教えてくれるんだよ。
つまり、「すぐに上手になろうと焦らず、じっくりと時間をかけて学ぶことの大切さ」を感じさせてくれる言葉なんだね。
「弟子は師匠の半減」の使い方
いつか師匠を超えることができるかな。
弟子は師匠の半減っていうから無理かな。
無理なのかな。
師匠に言われた通りにやっているうちは越えられないわね。今の3倍、いや10倍がんばったら越えられるかもね。
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「弟子は師匠の半減」の例文
- 師匠は偉大な存在だから、弟子は師匠の半減というようにそう簡単に越えることはできない。
- 弟子は師匠の半減というが、師匠の存在は大きすぎてきっとずっと越えられない。
- どんなに頑張っても、僕より長生きしている師匠にはかなわない。弟子は師匠の半減とは本当だ。
- 師匠の域に達するのはいつになるだろう。弟子は師匠の半減というから達することはないのかもしれない。
- 師匠の経験値は僕のはるか上を行くので、弟子は師匠の半減のように僕は生涯追いつけない。
師匠の技や知識をそのまま引き継ぐのはもちろんだが、それを上回るのは非常に困難なことなのだよ。