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「出日拝む者はあっても、入り日拝む者なし」の意味(語源由来)
【ことわざ】
出日拝む者はあっても、入り日拝む者なし
【読み方】
でひおがむものはあっても、いりひおがむものなし
【意味】
勢いがあるものの所には多くの人が出入りするが、落ちぶれたものの所に出入りするものはない。
何か始めるときも、成功してる人や場所から学ぶことが多いし、失敗してるところは避けたいもんやな。
【語源由来】
昇る朝日を拝む人は多いが、沈んでいく夕日を拝む人はいない意から。
「出日拝む者はあっても、入り日拝む者なし」の解説
「出日拝む者はあっても、入り日拝む者なし」ということわざはね、簡単に言うと、成功している人や人気がある人のところにはたくさんの人が集まるけど、運が悪くなったり、人気がなくなった人のところにはあまり人が来ないっていう意味だよ。
例えばね、学校でクラスの人気者がパーティーを開くと、たくさんの人が来るけど、あまりみんなから注目されていない子が同じようにパーティーを開いても、あまり人が来ないことがあるんだよね。
このことわざは、人々が成功しているところや楽しいところに集まる傾向があること、そして困っているときや人気がないときにはなかなか人が来てくれないという現実を教えてくれているんだ。だから、本当の友達や頼れる人は、楽しい時だけじゃなくて、大変な時にも一緒にいてくれる人だということを感じることができるんだよね。
「出日拝む者はあっても、入り日拝む者なし」の使い方
「出日拝む者はあっても、入り日拝む者なし」の例文
- 門前市をなす状態だったのに、出日拝む者はあっても、入り日拝む者なしというように、零落してからは誰も来ない。
- 出世コースから外れてから、すり寄って来る者がいなくなった。出日拝む者はあっても、入り日拝む者なしだな。
- 落ちぶれてから連絡をして来る者が減ったが、出日拝む者はあっても、入り日拝む者なしというから、彼らを責めるわけにはいかない。
- 出日拝む者はあっても、入り日拝む者なしというが、手のひらを返すようにご機嫌伺いに来なくなった。
- テレビに出演してから、出日拝む者はあっても、入り日拝む者なしのごとく連絡が途絶えていた人たちからの連絡が増え、遠縁と名乗る見ず知らずの親戚が増えた。