「五重塔も下から組む」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
五重塔も下から組む
【読み方】
ごじゅうのとうもしたからくむ
【意味】
物事は、順序よく積み上げてはじめて完成させることができるということ。
「五重塔も下から組む」ということわざは、物事を成功させるためには、基本からしっかりと順序を追って進めなければならない、という意味だよ。
なるほど!要するに、大きなことを成し遂げるためには、基本からちゃんとやらんとあかんってことやな。
五重の塔も、一番下から順番に作らないとバランス崩れて倒れちゃうもんね。急いで上の部分からやってもうまくいかんってことや。しっかりと基盤を固めるのが大切やな!
【語源・由来】
見上げるような高い塔も土台から積み重ねていかなければ完成しないことから。
【類義語】
・千里の行も足下より始まる
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「五重塔も下から組む」の解説
カンタン!解説
「五重塔も下から組む」っていう言葉は、ちゃんと最初から順番にやらないと、うまくいかないってことを教えてくれるんだ。
考えてみて、積み木を使って高い塔を作るとき、一番下の部分からちゃんと始めるよね。途中から作ろうとしても、うまく立たないし、すぐに崩れちゃう。それと同じで、何かを成功させるためには、基本からきちんと順序を踏むことが大事なんだよ。
ちなみに、五重塔っていうのは、昔の建物の一つで、五つの段階や層がある塔のこと。これは、地・水・火・風・空という五つの要素を形にしたものなんだ。だから、五重塔を建てるときも、一番下からしっかりと組み立てることが大事なんだよ。この言葉は、その事実を元にして、何事も順番を守ることの大切さを伝えているんだね。
「五重塔も下から組む」の使い方
走らされてばかりでつまらないよ。ボールが触りたいな。
五重塔も下から組むのよ。基礎は大事よ。
基礎がないと大変?
基礎がしっかりしていないとその上に築いた経験は崩れやすいものになるわ。スタメンになりたいなら基礎はしっかりしないとね。
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「五重塔も下から組む」の例文
- 基本は疎かにしてはいけない。五重塔も下から組むというよ。
- 最初を適当にするとあとから大変な目に合う。五重塔も下から組むというが、初めが肝心。
- 物事はすべて五重塔も下から組む。人間関係もまた然りで、初対面の印象がその後の関係を構築する。
- 五重塔も下から組むから、勉強も基礎をみっちりやった方が良い。
- 木の長きを求むる者は必ず其の根本を固くすというし、五重塔も下から組むという。基礎の大事さを知るものが勝利をつかむ。